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一話

よろしくお願いします

更新は時間がある時となります。

〈三人称視点〉



『ココデクワレロ』

「「「グギャグギャ」」」

「ご、ゴブリンキング!?」


赤髪の少女の前に立ちはだかるのはAランクの魔物ゴブリンキング。

そしてその手下のEランクの魔物ゴブリン。


絶対絶滅のピンチ!


その時だった!


[ファイナルアタック!ファイア!キックブレイク!]


「ハアァァァァ!!!」



『バ、バカナ、ニンゲンゴトキ二…グワァァァァァ!!』


ドカーーン!!


ゴブリンキングは紅色の髪のツインテールの少女がキックで爆発四散した。


「あ、ありがとうございます!……あなたは何者なんですか?」


「ボク?ボクは……スピリットヒーローさ。」

[フライング!ユーズ!フライング!]


そう言って少女は左腰からカードを取り出して右腰にカードをセットすると飛び去っていった。



〈スピリットヒーロー 視点〉


「ふぅ。」


ボクは右腰のカードを抜いて変身解除する。


すると少女の姿から少年へと戻る。


ボクは浅野 優(あさの ゆう)

普通の中学2年生だった。


あの時のボクはこんなことになるなんて思っていなかった。

事の始まりは遡ること数日前


____________________________________________________________


「はぁ、今日も学校かぁ〜。」


螺奶中学に通う浅野 優(あさの ゆう)ことボクは今日も学校に登校していた。


「ゆうちゃんおはよー。」


教室に入ると校内で女神と呼ばれている宮沢 (みやざわ) 加奈(かな)さんがボクに話かけてきた。


「おはよう、加奈さん。」


ゆうちゃんとボクが呼ばれているのはボクは女顔でしかも低身長、声も高いまま。

要するに女の子みたいだからだ。


そんなボクに加奈さんは話しかけてくるのだが男子達の嫉妬の目線で注目されているので正直あまり話したいわけではない。


そして最後に先生が教室に入ってきた。


その途端!


ピカーン!と教室の床が光り出し、視界を真っ白に染めた。


____________________________________________________________

そして光が落ち着くと…。


「お目覚めください勇者様。」


「「「は(えっ)!?」」」


「ど、どういう事ですか?」

ボクは空気を読めず質問した。


「説明しましょう。私はサラナラヤ王国王女、レイナ サラナラヤです。あなたたちは私が勇者召喚の儀式によって召喚しました。理由としてはまもなく世界を滅ぼす魔王が動き出すからです。……この国のピンチなのです、どうか力を貸してください。」


「み、皆さん!そ、そんな事私が許しませんよ!」


そう言ったのは担任の華谷(はなや) 愛華(あいか)先生。


「いや、俺はやる!困っている人がいるんだから放って置けないだろ!」

そう言ったのは暁月(あかつき) 真哉(しんや)君。


お互いに「「ムムム」」と睨み合っている。


「俺は賛成だぜ?」

胡谷(こたに) 結衣(ゆい)さんが賛成する。


「俺も!」

岸野(きしの) 裏也(りや)君も賛成する。


「わ、私もです。」

石野(いしの) 沙耶香(さやか)さんも賛成する。


「アタイも!」

氷輪(ひょうり) 伶奈(れな)さんも賛成する。


「「「私も!」」」


「「「俺も!」」」


「「「僕も!」」」


次々とみんなが賛成する。


「ありがとうございます。ではこれを配らせていただきます。これはステータスプレートと呼ばれるものであなたたちの強さを数値で表したものです。ステータスオープンと言えば使用者の魔力が登録されステータスが表示されます。」


そう言い終わるとすぐにメイドがやって来てステータスプレートを渡された。


「えっと、ステータスオープン?」


____________________

浅野 優(あさの ゆう)(13歳)

種族:人間

性別:男

職業:無職

レベル1

体力:10

魔力:10

攻撃力:10

物理耐性:10

魔法力:10

魔法耐性:10

素早さ:10

称号一覧

勇者

スキル一覧

〈アイテムボックス〉

<フライングのカード>

<キックのカード>

<ショットのカード>

<変身のカード>

<???のカード>

<???のカード>

<???のカード>

<???のカード>

<???のカード>(使用不可)

<???のカード>(使用不可)

<???のカード>(使用不可)

<???のカード>(使用不可)

____________________


すると目の前によくわからない数字とスキルとやらが表示された。


「よくわからないと、言う方の為に説明させていただきます。」

と、王女が喋り出した。


「まず一般の人のステータスはだいたいオール10です。そして職業によってステータスが上下します。ですがあなたたちは勇者召喚されたのでステータスがだいたい50以上が普通です。」


えっ!?


「そして勇者召喚された方々の特徴として強力なスキルを持っている事です。まず〈アイテムボックス〉と言うスキルは全員持っている筈です。そして強力な能力を持ち、称号に勇者とあります。」


あっ、でも僕も勇者なんだ。


「これから訓練を始めるのでステータスプレートを見せに来てください。」


僕はステータスプレートを見せに行った。


すると王女は顔色を変えた。

「この者を追い出しなさい!このような無能はいりません!」


「え?」


すると兵隊がやって来て僕を城の外まで連れ出し森まで連れて行かれた。


「ここは帰らずの森……じゃあな」


そう言い終わると兵隊は去って行った。


「グギャグギャ!」


「ば、バケモノ!?」


緑色のバケモノが現れたのだ。


「何かできることは……そうだ!!〈アイテムボックス〉」


すると

『何を取り出しますか?』

とアナウンスが聞こえた。


「フライングのカード!」

すると手にカードがあった。

『使い方は説明しましょうか?』


「えっと、お願い!」


『使い方は簡単、変身のカードを左腰から取り出して「変身」と言ってから右腰にカードをセットします。』


と、とにかくやって見よう。


変身のカードを左腰にいつのまにかあったカード入れから取り出し


「変身」


と、言って右腰にいつのまにかあったカードを入れる部分にカードを入れる。


[ノーマル!チェンジフォーム!]


するといつのまにか僕はスカートを履いていた。


「えぇ!?なんで僕女装してるの!?」


しかし緑色のバケモノは構わず襲いかかって来た。


「え、えい!」


「グギャ!」


ドカーン!


すると緑色のバケモノは近くの木まで吹き飛んで爆発四散した。


「た、助かった!?」


どうなったんだろうと思ってステータスプレートを確認する。


____________________

浅野 優(あさの ゆう)(13歳)

種族:人間

性別:女

職業:エレメンタルヒーロー

レベル2

体力:20000

魔力:20000

攻撃力:20000

物理耐性:20000

魔法力:20000

魔法耐性:20000

素早さ:20000

称号一覧

勇者 エレメンタルヒーロー

スキル一覧

〈アイテムボックス〉

<フライングのカード>

<???のカード>

<???のカード>

<???のカード>

<キックのカード>

<ショットのカード>

<ノーマルのカード>

<火のカード>

<風のカード>

<水のカード>

<地のカード>

<???のカード>(使用不可)

<???のカード>(使用不可)

<???のカード>(使用不可)

<???のカード>(使用不可)

____________________


「ええええぇぇぇっ!?」

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