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第4話:九条 京弥

麗華の幼馴染的存在の九条 京弥が初登場です!

京弥の登場で色々と物語が進展する…かも…?!


麗華と京弥の1日デートの前振りの様子をご覧ください。


※登場人物が多くなってきたため、改めて軽く紹介していきます。分からなくなってきた方はぜひ参考にしてください。

天乃譲あまのじょう 麗華れいか→社長令嬢。

犬瓦いぬがわら 玲音れおん→麗華の愛犬レオンが生まれ変わった人間。

湯川ゆかわ 愛理あいり→麗華、玲音のクラスメイト。

九条くじょう 京弥きょうや→麗華父の会社の取引相手の息子。

今日は学校が休みだかられいちゃんに会えないなぁ。

会いたいけど家にいったら怖がらせそうだし、そもそもあの執事が男の人に関しては厳しい人だったからなぁ…。


今日はおとなしく図書館で勉強でもしようかな。

午後から涼しい図書館に行ってみよう!


「お嬢様。本日の予定は、先日お父様からお話があったように弊社の重要な取引相手である社長さんの御子息様と1日かけてお会いすることです。」


「えぇ。分かっていますわ。」


「10時に御子息様がお嬢様をお迎えに来てくださるそうですので、それまでに支度をよろしくお願い致します。」


「わざわざお迎えに来てくださらなくても…。渡は同行するのでしょう?」


「いえ、御子息様のご要望により本日はお嬢様との2人で行動する予定です。」


「…。男性に厳しい執事のあなたが許すなんて珍しいわね。お父様も2人で行動することを許したの?」


「ええ。」


「そう…。」


―――9時30分―――


「少し早めに到着してしまいましたが、麗華さんはいらっしゃいますか?」


「麗華お嬢様は現在ご支度中ですので、少々お待ちください。」


「わかりました。女性の支度を待つのも男の務めですね!」


「…。そうですね。」




「麗華お嬢様。いらっしゃいますか?」


「はい。」


「失礼します。御子息がいらっしゃいました。」


「まだ30分前なのに気が早い人なのね…。分かりました。支度を急ぎます。」


お父様が仲良くしている会社の御子息様は、「九条くじょう 京弥きょうや様」。

私よりも5歳年上の方で、小さいころから遊んでいたけど、正直少し苦手なタイプ…。


「お待たせいたしました、九条様。」


「久しぶり!麗華さん。相変わらずの敬語で苗字読みなんだね…。」


「えぇ。九条様はお父様の取引会社の御子息様なので…。」


「もう、そういう関係じゃなくて僕はもっと君と仲良くなりたいのに…。」


「関係上そうもいきませんわ。」


「ま!今日は君と仲良くなろうと思って誘ったんだから少しだけでも僕に心を開いてくれれば嬉しいな!」


「…はい。」


「じゃぁ、麗華さんの執事さん。お嬢様を1日お借りしますね。」


「はい。お気をつけて。」


一体どうなるのかしら…。本当に行きたくないわ。

でもお父様のことを考えると行かなくちゃ。


何も起こらないで平和で1日が終わるといいなぁ。

第4話もご覧いただきありがとうございました。

九条 京弥とはどのような人物なのか、これから話が進んでいく上で判明していくのでぜひお楽しみに!

第5話もぜひ読んで頂けたら嬉しいです。

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