復活の真相
「大丈夫なんだよ!」
「えっ――?!」
シスターの少女は泣いている魔法使いの少女にやさしく落ち着くような声で落ち着かせる。
「さっきの光、私は何回かあれに似たようなものを見たことがあるんだよ。あれは一部の人が特別に持つ力それは神の加護によって守られた人達、多くは王族や英雄と呼ばれるような人たちについている能力、ラバー教秘法中の秘法、ラバー神の加護なんだよ。何回殺しても、一族に呪いがかかっても何をされても一回死ぬとリセットされて教会に戻って復活する。最強にして最高の力。ラバー教がこれだけ広まったのも権力者たちにそれだけ求められたからなんだよ。」
「へぇーそういうことか(笑)死んだんだ俺(笑)でもこの能力があるなら俺は死なないってことでしょ俺って最強(笑)ん?ちょっと待て――この能力って俺以外にも使えるやつ居たらまずくね?例えば戦士とかに全員これかけておいたら最強の軍隊が作れるじゃん!?」
「秘法中の秘法だっていったんだよ!術を使えるのはラバー教のシスター及び神官の中でもごく一部の幹部だけで、それにこれを使ってしまうとそのシスターは魔力を失ってしまうからそんなに何人もにかけるってことはできないんだよ!そうそう都合よくはできていないんだよ現実っていうのは」
「ふぅーん――説明ご苦労さん。てか説教たれんなようざいから死ねよ」
「その態度はないんじゃないかな!」
「はぁ?知らないし勇者の俺に説明して当然でしょ?」
ギラッ――
勇者の背後に金属の先端が怪しげな光とともに現れる。
そこには戦士の少女がいた。
「滅べオラァー!!!」
キーンッ!
勇者の抜いた剣が戦士の少女の武器とぶつかる。
「おっと危ない!いやー怖い怖い!なーんてねそんな程度じゃおれはやれない――」
「チッ――」
目にもとまらぬ速度で連続の攻防が行われる――