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狼少年の物語  作者: 廬
2/4

バレた!?

ヒソヒソ

「見てよ。アレ」


アレ呼ばわり?

まぁ、仕方ないよね?

魔法使えない一族の人間がルルワール魔法学園にいるのだから。

「魔法使えないクズがなんでこの学園にいるのかしら?」

「ほんとよね?クスクス」


まぁ、銀髪に青空のような瞳

一目みて

キセキ一族だと、分かる


『めんどくさいな』

【魔法魅せちゃえば?】

『そうはいかないんだよね』

今俺はルルワール学園の裏庭にいる

そんなに人がいないから

落ち着くんだよね

『魔法も使えるしね♪』

ガサガサッ

『ッ!?』

「なぜ、キセキ一族の人間がここへ?」

金髪に翡翠色の瞳


王族かw


『んー?いちゃいけないんですかぁー?』

キセキ一族の人間以外と話す時はこの口調になる

ってか、王族でこの学園にいるってことは

『アレクサンドル様ですよねぇ?フフッ』

【アレクサンドル?あぁ。王族なのに、魔法のコントロールができないとか?】

〔ロキ、黙りな。声が聞こえたらどうするの?〕

【はぁーい。】

ったく、ロキは自由でいいよな。

アレクサンドル「お前…神を従えてるのか?」

『えぇー?そんなわけないじゃないですかぁ♪僕の一族はぁ、魔法が使えないんですよぅ。』

アレクサンドル「だが、このような噂もあるぞ?」

『?』

アレクサンドル「十六年前産まれた子供がキセキ一族で魔法を使える子が生まれたそうだ。その子はキセキ一族特有の銀髪にかつて名をはぜた、リリアルと同じ瞳青空の瞳をしている…と。」

アレクサンドル「それは、お前じゃないのか?」

『ハハッ、バレてんのかよ。』

アレクサンドル「お前…本当に使えるんだな?魔法を」

『あぁ。そうだ。王族』

【レイは王族大嫌いだからねぇ!】

『ロキ、勝手に出てくるな』

【あっ、ごっめーん♪】

アレクサンドル「時の神…ロキ!?」

【あ、いいこと思いついた♪】

『は?』

【君ら相棒になりなよ】

『やだ。「はぁぁ!?」』



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

スタスタスタスタスタ

バンッ

「うお、 アレクサンドル様!!」

『……………』

アレクサンドル「俺、コイツを相棒にする。いいな? レコン」

レコン「え?コイツってキセキ一族の人間じゃないですか!」

『凍てつけ氷の剱彼の者を凍らせろ』

パキッ

バリパリパリパリカッ

レコン「え、魔法使え…」

『魔法使えるが?』



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