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君とあの子と絆神社  作者: 紳羅 修羅
第4章 2人の絆
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第2節 君の気づき

君はいつものように神社に来ていた。

今日は学校があったためその帰りに足を運んだ。

いつものように社に座るとすぐに話を始めた。

「実は今日少しだけ頑張ったんだ。あの子に謝ろうと思って。けどやっぱりいじめっ子達が周りにいて、どうしても声かけれなかった」

そう言った後少し嬉しそうな顔をして

「でも挨拶だけは交わしたんだ」

と元気よく言った。

そんな話をしていると神社の後ろから

「何1人で話してんの」と声が聞こえた。

いつも聞いてるあの声とは違った。

ただとても聞き覚えがある声だった。

その声の方へ向くとそこには、いじめっ子のリーダーがいた。

何でここにいるのかと思ったがそれよりも

「1人で話してる?」と疑問に思った。

それが声に出てたのだろう。

いじめっ子のリーダーは

「ずっと独り言いってたろ」と言った。

この時あの声が自分以外に聞こえてないことに始めて知った。それと同時に君は

「あーそうそう。実はいつもここで独り言こぼしてるんだった」と笑いながら誤魔化した。

すると「ふーん。変なの」と言い放ち、いじめっ子のリーダーはその場を去って行った。

そのあと君は、いなくなるのを確認し

「声さんもしかして、心の声だったりするの」

と問いかけたが声は無言のまま、何も言ってはくれなかった。

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