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君とあの子と絆神社  作者: 紳羅 修羅
第3章 2人の思い
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第4節 あの子の憂鬱

神社を後にしたあの子は公園にいた。

「本当になんなのからしら、あの声すごく腹がたつわ」

そう愚痴をこぼしてブランコをこぐ。

この公園は家の近所にある所で、嫌なことがあると、いつもここで愚痴をこぼしていた。

今はちょうど昼間なので、周りには親に連れられてきた子どもたちが楽しそうに遊んでいる。

「見てるだけで癒されるな〜」

そう言うと少し落ち着いたのか、眠りに落ちてしまった。

少し経った頃、目を覚ましたあの子は悲しげに走る君を見つけた。

声をかけようとしたが、近くにいじめっ子の1人を見つけ、とっさにやめた。

君が悲しそうに走る姿を見ながらあの子は

「また、声かけそこねちゃった」

ともらした。

その時、脳裏であの声がまた「貴方はバカだ」と言ってバカにしている気がした。

その日はモヤモヤした気持ちを抱えながら、家でゆっくりと休むことにした。

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