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君とあの子と絆神社  作者: 紳羅 修羅
第3章 2人の思い
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第3節 君の悩み

君が昨日の晩家に帰ってきた時のことだった。

家に帰るとすぐに親に呼ばれた。

「何か用?手伝いなら手伝うよ」

そう答えた君だったが親の真剣な目を見て

「どうしたの。何かあった」と少し真剣な態度で親の前に座った。

すると親は話を始めた。話の内容をまとめると、父親の働いている職場が会社を拡大するらしく、そこで信用の熱い父親が東京の会社担当になったらしい。

その事で高校卒業と同時に東京に引っ越す事になったという。

いきなりの事で戸惑ったが、それよりもあの子とこのまま、お別れになるのかと思うと少し嫌だった。

それに東京というとここからかなり距離があり、まとまった休みが無いとこちらに来るのも難しい。

あの出来事があってすぐにこんな話が出てきて、君はあの子とこのまま別れていいのかと悩んだ。

その時、神社の声を思い出しやっぱり謝るべきだと思い、次の日気持ちの整理に神社へと向かった。

しかし高校卒業してから君に会えなくなると思うと、少し気持ちが落ち込んでしまう。

その気持ちを見透かされたような声の言葉が、とても優しい声だったせいで、余計に悲しくなって、神社から逃げるように家に帰った。

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