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8 居候が1人増えました
「はぁ…。居るのは全然構わないんだけど、文句は言わないでね」
「分かった」
漢ルルシア、腹を括りました。
1人も2人も同じだろ。居候の数が増えただけだ。仕方ない仕方ない。だが…
「これ以上増えたら困るから。ね?」
釘は刺しておいた。
「「はい!」」
ホント、返事だけは立派なんだから…。可愛いけどね!
「食べられない食材とかはある?」
因みに、オーウェンはなし。
強いて言えば、パイナップルかな…?って感じだった。
「ない。何でも食べられる」
あ、良かった。
「手作りもいける感じ?」
「あぁ」
うんうん。なら、イリアが作った美味しい料理で良いかな。
さてと
「イリアぁ」
「何ですか?」
手招きして、耳側でコソッと話す。
「寮に申請とかいるのかな?」
ちょっと不安に思ったので。
「いらないと思います。だって…」
居候ですし。と付け足された。
(確かに)
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