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オマケ5 フランリーラ視点
「あねさまはホワイトナチ学園に無事入学出来たかな…?」
自室の窓から庭を見つめる。
「お嬢様。お客様です」
生意気な執事長の声が聞こえる。
「今行くわ」
感傷に浸っている間は無い。
ルルシアが六芒星としてでも悠々自適に暮らせる社会を作る為には、今来たお客様の協力が必要不可欠。
その為にはどんな手を使ってでも、落としてやる。
(もし、もし、そんな社会になったら、また家族として暮らそう…)
だから、今日、あの人に自分を売るのだ。
手を取って笑い会える未来の為に…自分の後悔を消す為に
明後日から新章開幕です!
明日はお休みさせて頂きます…。自分の都合で投稿を中止してしまう事、深くお詫び申し上げます




