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37 張り切っちゃいますよ!
「そうだ。オーウェン、今日一日…と言うか今夜は僕の部屋で寝泊まりした方が良いと思うんだけど…」
まだアレが出来てないので。
今戻ったとしても、あの若い執事に殺られるだけだろう。
「あ、ルシアさんが良いなら泊まりたいッス!」
「じゃあ、2人分用意しますね」
パタパタと走って何処かに行ってしまった。多分、調理場に向かったのだろう。
否、それよりも…
「人の手作りとかって食べられる感じ…?」
潔癖で無理とか、アレルギーとかね。
「全然食べれます!」
可愛い笑顔。頭をワシャワシャしたくなるね。
蛇足だが、貴族は、侍女の手作りとかではなく、専属料理人とかに作らせる。
『料理人とかいらねぇっ!』って言う考え…と言うよりかは料理人達に怖がられた六芒星なので、僕には付いてない。
まぁ、自炊出来るし。『さ、作ろうかなー』なんて考えていたがイリアに止められたのだ。解せぬ。
感想と共にオマケの〇〇視点が誰が良いか教えて下さい…!




