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女子のモブAに転生しました!〜僕は成人男性だけど百合が見たい〜  作者: 凜架 りすみ
第2章 ホワイトナチ学園―入学編

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36 ルルシアと言う共通のモノから来る友情

最近、また寒くなってきましたね…

「なるほど。そういう事情があったんですね」

 出て行こうとするイリアを無理矢理止めて、分かる様に説明した。理解するまでにめっっっちゃ時間がかかったけどね。

人は思い込んだモノを曲げるのが難しいと言うのを身をもって知ったよ。

「そう。だから、出て行かなくて良いからね」

「はぁい」


(可愛い…けど、疲れたよ…)


 因みに、僕がイリアを説得している間、オーウェンは自分の髪をいじっていたよ。

手伝って欲しかったけど、余計に拗れそうだから結果オーライかな。 


(あ。イリアとオーウェン(2人)オーウェンとイリア(2人)を紹介してなかったね)


 椅子に座りたい気持ちをグッと堪えて、オーウェンの側に寄る。

「イリア、この子はオーウェン。グリーンリン国の第2王子で僕の隣の部屋の人だよ。オーウェン、この子は僕の専属侍女イリア。仲良くしてね」

 満点の笑顔で紹介しようとしたが、少し疲れた為、歪になってしまった。

「はい!ルシアさん!」

 うんうん、素直で良いよ。

本名の事はスッポリ抜けてみたいだから、更に良いよ。

「え?凄い方じゃないですか!?

でも、その凄い方を手懐けたルルシア様はもっと凄いです!」

 褒めてくれてありがとう。でも、学習しようね。今の僕はルシア・ヴァイデットなんだ。

「ルシアさんは凄いッスよね!?分かります!」

 オーウェンの耳は、ルルシアと言う単語が耳に入らない都合が良い耳だね。良き良き。

「そうなんですよ!ルルシア様は、すっっっっご〜〜〜〜〜い方なんです!」

 だから、今の僕は(略

「しかも、小動物にも優しいなんて…!

ルシアさんこそ、本当の『貴族』って感じッスよね!」

「その通りです!オーウェン様、話が合いますね」

「イリアさん。オレの事はどうぞ、オーウェンと呼んで下さい!」

「じゃあ、私もイリアって呼んで下さい!オーウェン!」

「はい!イリア!」

 ガッと握手を交わす2人。

何と言うか…まぁ、2人の間に友情が芽生えたし、良しとしよう。

只今、オマケで書こうと思っている〇〇視点の『第2回☆誰が良いか選手権!!』を開催中です! 

オマケで3話書こうと思っている〇〇(フランリーラとかオーウェンとかイリアとかの登場人物の)視点を感想と一緒に書いて頂きたい…!

書ける所まで書きますので、よろしくお願いします!!

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