表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女子のモブAに転生しました!〜僕は成人男性だけど百合が見たい〜  作者: 凜架 りすみ
第2章 ホワイトナチ学園―入学編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

59/185

14 透明魔術は万能

(さて、()()イベントが起こる場所を見てくるか…)


 イリアが第3王子に胸を踊らせている隙に、コソコソと体育校舎裏へと移動する。

お気付きの方も居るだろう。

悪役令嬢と主人公との出会いを除けば、最初のイベントだ。

残念ながら、ヘレナがあの感じなので、入学式で話し掛けたのはアストリア殿下。今、思い出したが…レッドレル国の王太子だった…気がする。

王乙の攻略対象だと思う。百合ルートしかやって無いから分からないね。

野郎には興味無しなので。


(他の人でも良いから、百合ルートを見せてくれないかな…?)


 透明になれる魔術を使用し、コソコソと近寄る。

体育校舎裏には、綺麗な花壇が並んでいた。その場所に、今にも泡となって消えそうな、儚い美少女。灰色の長い髪を靡かせ、うっすらと涙の膜が張っている水色の瞳は、見る者の庇護欲を唆る。

悪役令嬢の、レラーヌ・ツイッツル公爵令嬢だ。因みにツイッツル公爵家は、3大公爵家と数えられる超名家だ。


(1人か…。そうだよねぇ…無いよねぇ…!)

 

 1人、絶望の海に沈む。

ズーンと言う効果音が付きそうな程の落ち込み様だ。

「この花壇、綺麗ですね」

 ガバリと顔を上げる。

そこには、体育館から出て来たヘレナとそっくりな女子生徒が居た。

ブックマーク数50を目指してます!!

少しでも気に入ったらブックマークをポチリしてくれると飛び上がって喜びます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ