49/185
4 気にしない!
「アナタも16歳になったし、ホワイトナチ学園に通って欲しいの」
(『ホワイトナチ学園』…!)
「ホントですか!!?」
『王乙』の舞台であるホワイトナチ学園に入学出来るのならば、何でも出来るよ!
僕は主人公達と同い年だから、新入生同士としていつでも顔を合わせられるし、間近でイベントも見れる!
良い事ずくめだ!
「え、えぇ…。でもね、『女の子』として入学出来な…」
「ぜっぜん気にしませんよ!!」
更に大きい声でかぶせてしまった。
(何なら、そっちの方が良い!
制服は白色と緑色を基調としたフリッフリのスカートと、可愛らしい白ブラウスだったから、流石に着れないしね!)
「食い気味にオーケーするくらい行きたいのねぇ」
そんな言葉が耳に届かないくらいに舞い上がっていた。
ブックマーク50人を目指してますので、面白いなぁと少しでも思ったらブックマークをよろしくお願いしますッ!!




