3 ノーカウントだよね?
「お久しぶりです、ジェイコブさん…っ!」
筋肉に埋もれて苦しい。
『ぐえっ』とカエルみたいに呻くのは我慢した。若干、呻いちゃったけど。ノーカウントだよね?
「久しぶり〜!」
そうは言っても、1年ぶりもいかないくらいだが。
「ん〜ま」
頬にキスされた。
愛情が籠もってるね。心の中で『うわ…』って引いたのは御愛嬌だ。
「さて、ルルシアちゃん。大事なお話があるの」
途端にピリリとした緊張が走る。
(な、何だろう…?もしかして、ミニブラックホールで森の一角を消した事がバレたとか…?
それとも、引き寄せる魔術で魔物を森に集合させて、可愛がってた事かな…?)
羊のぬいぐるみみたいな姿をした魔物が1番可愛かった。
お気に入りの魔物は、僕の影の中に居る。どんな子なのかは、また後でご紹介しよう。
他の子は、『宰相』に渡した。
保護する事が使命だからだ、とか言っていたが、人間達に魔物が悪い者じゃないと伝える為の労働力とその人達の癒しも欲しがってたからね。
「あのね…」
続いた言葉は衝撃なものだった。
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