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女子のモブAに転生しました!〜僕は成人男性だけど百合が見たい〜  作者: 凜架 りすみ
第2章 ホワイトナチ学園―入学編

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2 久々の本邸

「本体に戻るのはいつぶりだろう?」

 前に来た時と変わらず、大きい本邸を眺める。

「私はルルシア様の食事を貰う為に、毎日ここに来てますけど…。

ルルシア様は4年ぶりだと思います」

「あ、確かに」

 

(4年間、ず〜〜〜〜っと魔術と魔法の研究をしてたからね…)


「でも、ジェイコブさんとグレイさんなら誕生日に必ず来るからなぁ。そこまで、久々な感じは無いかも」

「そうですね!」

 誕生日プレゼントとケーキを持って来てくれるのだ。

僕が本邸に行くよと言った事もあったが、大体研究が楽しくなってスッポかしてしまったので、毎年あちらが来てくれる事になったのだ。


(あの時は悪い事しちゃったな…)


 テクテクと本邸の玄関に近寄る。

イリアが玄関の扉を開けてくれたので、中に入る。

「ルルシアちゃーん!」

 巨体に抱き着かれた。

 

巨体は誰なのでしょうか!?

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