表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女子のモブAに転生しました!〜僕は成人男性だけど百合が見たい〜  作者: 凜架 りすみ
オマケ 1

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/185

オマケ4 王子視点

次はいつもの4時半頃!

「婚約者は決まりましたか?」

 乳母の実の子供であり、俺にとって兄みたいものなので、側近の中で唯一信頼出来る存在だ。

「全く」

 書類の山から目を離しはしない。

「ですよね…。あ、そうだ。陛下から伝言です。『婚約者は無理に決めなくて良い。予は平民以外なら全て許可する』。だそうですよ」

「…人は居ないから、いつもの様に話してくれ」

「わーったよ」

 途端に下町の兄ちゃん(あんちゃん)口調になった。

これもいつもの事だ。この口調が私にとっては安心出来る。

「てゆーか、10歳に過ぎても婚約者がいねぇー貴族子女なんてあんのか?」

「一応あるぞ。えぇっと…ルルシア・ヴァイデットだ」

 ヒラリと報告書を取り出した。

「『六芒星』だろ!?論外っしょ!」


(だが…王位継承権の無い、無能な俺には化物くらいがお似合いなのかもな…)


 心の中では一人称が『俺』なのだが、王子と言う立場なので外面は『私』にしている。これに気付いているのは、長年の付き合いである目の前の男くらいであろう。

「私と同い年だから、ホワイトナチ学園に通うだろう。そこで、じっくりと私に釣り合うかどうか考えればいいさ」

 パチンとウィンクをしてみたら、『うげぇっ』とでも言わんばかりの顔をされた。

周りの人達はこれで『キャーキャー』言うんだけどな…。

面白かったら『☆&ブックマーク・感想』をよろしくねー!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ