26 分かった事3
今日は早めに投稿です!
「フフフ…なるほど…。あ!」
読書に夢中になっていたが、ハッと本来の目的を思い出した。
「魔力元の場所!」
本棚を上から順に見ていく。
(【植物図鑑】か…表紙に日本とはまた違う種類があるし…面白そうだな)
スッと手を伸ばし、途中でやめる。
「違う違う。え〜っと…人体解剖学、人体解剖学」
(【魔物図鑑】…違う、【数学Ⅱ】違う…【人体解剖の書】…【大事なのはお金か愛か】何これ?)
「あれ?」
スッと見ていた前の本を見る。
「【人体解剖の書】…これだ!」
取り出し、パラパラと捲る。
「ん〜と、これだ。【魔力元は、人の心臓にある。魔力は血液と共に運ばれ、その魔力を掌に集中させる、もしくは体に纏って魔法として使える】」
(つまりは…血液に魔力が含まれているって事だよね)
「血液中の魔力だけを掌に一点集中させるか、体に均等に纏って使う、と?」
(ムズくね?)
だからこそ、魔法が使える人間と使えない人間が居るのだろう。
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