オマケ3 アリアの質問コーナー
「第1回、アリアの質問者コーナー」
「やる気ないねぇ…もうちょっと、元気出してよ!」
バシンッと背中を叩く。
「やめろ。痛い」
凄い迷惑そうな顔だ。
前回同様この部屋には2人しかいないけど…
「で、どうしたの?前回の意趣返しでもしたかった?」
ギクリと肩を揺らす。図星か。
大方、イリアとかに相談して同じ事やり返せば?とでも言われたんだろうなぁ…。
「まぁ、じゃんじゃん質問してよ。答えてあげる♡」
うげっと嫌そうな顔をされた。
「ほら早く」
無視して続行すると、アリア君はポケットからカンペを取り出した。
「えぇっと…プロフィールに書いてある事以外で得意な事は何ですか?」
棒読みだね。もう少し感情を入れようよ。
「んーと、あ!演技かな」
結構得意なんだよね。眠たいけど眠たくない様に見せるとか、体調悪いけど悪くない様に見せるとか。ジェイコブさんとかにはバレるけどね。
「…その理由は?」
読む時間があったね。せめて、粗方覚えてから来てよ。
「結構バレないから、得意なのかなって思っt」
「嫌いなものは?」
被せてきたね。
「嘲笑かな」
ハハッと乾いた笑いが口から漏れる。
「聞かなかった事にする。
家族構成は?」
「養母と義兄」
ジェイコブさんは女の人だもん。
「3人家族か。騒がしいのか?」
「いや、家が違うからね。あんまり感じないかな。でも、一緒に居ると楽しいよ」
ニコッ。
「そうか…では、最後に一言どうぞ」
「ブックマーク数100の夢を叶えてくれた読者様に感謝しかないね。本当にありがとう!」
「ここまで読んでくれてありがとな」
明日の正午に投稿予定です!




