36 一応教えてはある。
感想欄に物語と関係ない事を書かないで頂けると幸いです
「それにしても…」
舐める様に僕の顔を見る。
恥ずかしいよ。ほんの少しね。
「可愛くなったなぁ…」
猫を触る様に頭を撫でてくる。
(グレイさ…兄さん、何かシスコンが悪化してない…?)
ここまでじゃ無かった気がする。ジェイコブさんが居ないってのもあるんだろうけど。
めっちゃデレデレだ。
「あ。グレイ兄さん」
「うん?何だ?」
スッと腕を下ろす。お。撫でるのを止めてくれるんだね。
「僕さ、動けないから寮まで運んで欲しいなぁって」
チラッ。
「良いぞ。任せろ」
ドンッと自分の胸を叩く。
「待て。グレイとやら、俺とルシアは部屋が同じだ。だから、俺が運ぶ」
爆弾発言とはこの事だ。
「へ、部屋が同じ…?こんな獣と俺の可愛い天使が…?」
設定を忘れちゃってるね。僕は、男だよ。お、と、こ!
「「??」」
ほら、2人が頭にハテナマーク出して固まっちゃったじゃん!
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