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女子のモブAに転生しました!〜僕は成人男性だけど百合が見たい〜  作者: 凜架 りすみ
ホワイトナチ学園—守護霊獣編

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162/185

32 反省の色なし

「ルシアさん」

 ずっと黙っていたオーウェンが口を開く。

「もう危ない事しないで下さい」

 悔しげに顔を歪めて絞り出す様に喋る。

相当参っちゃったんだね。ごめん…

「分かった。緊急時以外はやらない」

 ミノタウロスに殴りかかったのは、興味本位もあったし…これからは、周りを心配させないようにしよっと。

「約束ッスよ」

「うん」

 シーンとまた沈黙が流れる。


(ムードメーカーのオーウェンが静かだから、空気が重いね…イリアぁ、助けてぇ…)


 僕がおちゃらけるのも良いが、今の雰囲気だと笑えないだろう。

暫く、沈黙に身を委ねていると…

「ルルシア!!!!」

 怒号とも受け取れる大声が鳴り響いた。

ブクマよろです!

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