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女子のモブAに転生しました!〜僕は成人男性だけど百合が見たい〜  作者: 凜架 りすみ
ホワイトナチ学園—守護霊獣編

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31 苦労を返して

「落ち着いた?」

「「………」」

 コクリと頷く。

服が濡れちゃったけど、結果オーライだね。

「そう言えば、ミノタウロスはどうなったの?」

 蒸し返す様で悪いが、今聞いておくのが得策だろう。

「逃げた」

「うん?」

 アリア君が行った言葉が信じられなくて、もう一度聞く。

「逃げられた」

 僕の耳は間違ってなかったらしい。


(マジかぁぁぁ…!僕の苦労を返してよぉ…!)


 泣きたいね。本当に。

めっっちゃ緊張して、戦って、アビスと契約したせいで立てないほど痛いのに、逃げた。

最悪とはこの事だね。

教師達よ、その辺はしっかりしてくれ…!

ブックマークをよろしくお願いしますですッ!!

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