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女子のモブAに転生しました!〜僕は成人男性だけど百合が見たい〜  作者: 凜架 りすみ
ホワイトナチ学園—守護霊獣編

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15 悔しそうな表情


(仕方が無い。アレをやるしか…)


 アレつまりは…

「ほら、持って上げて」 

 ヘレナをアリア君に押し付け、2人の背中をミノタウロスと反対方向に押す。

アレ=無理矢理である。

「ちょ!ルシアさん!」

「押すな!」

 文句を言われた。まぁ、想定内だ。

「ごめんね。だって…」

「グォォォォ!!」

 ミノタウロスが無視してんじゃねぇー!と言わんばかりにこちらを攻撃してきた。

難なく受け止め、そのままボディーブローを決める。

「僕、そこまで庇えないからさ」

 僕の言葉に、2人は悔しそうな表情を浮かべたが、言う通りに逃げて行った。

「よし。お仕置きの時間だ」

 不敵な笑みを浮かべた。

 

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