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女子のモブAに転生しました!〜僕は成人男性だけど百合が見たい〜  作者: 凜架 りすみ
ホワイトナチ学園—守護霊獣編

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139/185

9 ルルシアは可愛い者が好き

トップバッターはC組で1番爵位が低い人だ。

魔術陣があわ〜〜〜〜く光り、ポムっと情けない音を立てて普通のサイズの卵が出て来た。

「次」

「はい」

 感動する間もなく次の人が祈る。

次はちょい大きめなサイズの卵が出て来た。


(僕もそのサイズの卵が良いなぁ…)


 可愛いじゃん。ヒヨコとか生まれたらもっと最高よ。親になれるんだよ?自分が。最高以外の何物でもないでしょ。 

ちょっとウキウキして来た。



「次」

「はい」

 お!アリア君の番か!

誕生日が6月20日って言ってたし、名前が『ア』から始まるし。妥当か。

気怠そうに膝を折り、祈りのポーズを取る。

ピカッと太陽の光が海に反射したみたいに光り、その中心には青色と水色の2つの卵が置かれていた。

『げっ』とあからさまに嫌そうな顔をし、2つを持ってスタスタとこちらへ戻って来た。

「次」

「はいッス!」

 次はオーウェンだね。

元気よく膝を折り、祈りのポーズを取る。

ピカッと真夏の太陽みたいに光り、その中心にはオレンジ色で太陽のマークが1つ入った卵が置かれていた。

大事そうに抱えて、こちらへ戻って来た。

「次」

「はい」

 ヴィフィーラ殿下の番だ。

無表情で膝を折り、祈りのポーズを取る。

ピカッと暗い部屋に電気が付いたみたいに光り、その中心には黒い卵が生成されていた。

感情が読み取れない表情で、こちらへ戻って来た。

「見て。黒色よ」

「やだ…不吉ね…」

 戻って来た途端にヒソヒソと喋り出す。


(次は公爵家の中でも古株なヴァイデット公爵の息子?の僕だね…。あんな色じゃなくても良いから、可愛いのが良いなぁ…) 


「えぇ…公爵子息に入る前に、聖女ヘレナ」

「はぁい!」

 あ。そうだったね。居たね。

私可愛いでしょ?オーラ全開で膝を折り、祈りのポーズをする。

虹色に光り、その中心には…

「はぁ!?何よこれ!?」

 厳ついミノタウロスが居た。

何故…?

ブックマーク数100を目指してます!

何卒ッ…何卒、ブックマークを押して下さいませッ!!

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