3 寮で定められている寝る時間はとっくに過ぎてる
「はぁぁぁぁぁぁ…!」
「そんなクソデカ溜息を付くと幸せが逃げちゃうよ?アリア君」
「誰かさんのせいで無理やり叩き起こされたからな」
「ごめんって」
睨まれちったよ。でもさ、悪いのは僕じゃなくてイリアだと思うんだけど。そりゃあ、僕にも非があると思うよ?僕3、イリア7くらいで。
そんなに睨まなくても良いじゃん。ねぇ?
「パンでも食べるッスか?
オレ、お腹空いちゃって」
グゥゥと鳴るお腹をさする。
「いらん。水飲んで寝る」
「えぇ…じゃあ、ラーメンはどうッスか!?」
おぉ、背徳的だね。
「僕も食べようかな」
夜中のラーメンほど美味いものはない。豚骨とかだと最高だね。
正気に戻った朝に体重計の針を見て叫ぶけど。
「私は寝ます。おやすみなさーい」
イリアは時計の針を見て、イソイソと自室に戻って行った。
寝れないって言いながら来たのにね。一番最初に寝る事になってるよ。
「じゃあ、厨房に忍び込んでサクッと作ろうかな」
「オレも手伝うッス!」
「俺も」
(アリア君も食べるんだね)
「よし。行こっか」
「はいッス!」
「あぁ」
ブックマークをポチリしてくれたらめっっっちゃ喜びます!
感想もくれたらめっっっっちゃ喜びます!!




