オマケ3 ルルシアの質問コーナー
「第1回ルルシアの質問コーナー!パチパチパチー!」
「………何の罰ゲームだ?」
第一声がそれか。酷いなぁ、アリア君。
「いきなり始まったんだぞ?俺の反応は当たり前だ」
先程まで寮にある僕の部屋に皆集まってたんだけど、イリアとオーウェンがおやつの準備の為に厨房に行ってしまったのだ。
盛り上げ係りの2人が居なくなった。つまりは、暇だった。
ぶっちゃけ、アリア君と2人きりが気まずかったってのもある。
「えー。このコーナーでは、僕が気になった事だけを質問しまーす」
「読者の事も考えろ」
おぉ、良いツッコミだね。
「まぁ良いぞ。質問して来い」
諦めたらしい。
「まず、お名前をどうぞ」
「面接みたいな言い方だな。
アリア・ブルーアワ。ブルーアワ国の第1王子だ」
腕を組み、椅子にふんぞり返る。
「身長は何センチですか?」
「173センチ。少し高めと考えとけ」
羨ましいよ。僕は160センチ未満なので。
「髪色と瞳の色は何色?」
「髪の色はネイビーブルー。右目の色はスカイグレーだ。気になったら、『ネイビーブルー 色』や『スカイグレー 色』で調べろ」
丸投げだね。
「家族構成は?」
「父、母、姉、以上だ」
お姉さんが居るとは…てっきり一人っ子だと思ったよ。
「好きな食べ物と好きなものをどうぞ」
「好きな食べ物はローストビーフ。好きなものはミア姉さんの笑顔だ」
ミア姉さん…つまりは
「シスコンなんだね」
「次、それを言ったら縊り殺す」
「おぉ、怖い怖い」
少し身を竦めてみる。
「さて、最後に一言どうぞ」
「つまらないであろう物語をここまで読んでくれている読者には感謝しかない。
これからも、贔屓にしてくれると助かる」
「ここまでお読み頂き、ありがとうございました」
まだまだ頑張ります!
次は明日の8時に投稿予定です!




