第45章
ネロと呼ばれたその機体のパイロット。
紅いメタルフレーム・焔は堂々と歩を進め、共和国軍のMF達の中へ紛れ込んでいく。
「どうしたんだい? 生き別れの兄弟とまた出会えたっていうのに……どうしてそんなに殺してしまいたそうな声で僕の名前を呼ぶのかな、ゼロ?」
紅のメタルフレームから発せられる声は少年のもの。銃火器を一切持たないという点で紅と漆黒は似通っていた。
『お、お前は一体どこの部隊所属の者だ!』
『帝国の悪魔の仲間か!?』
『ハ、ハンスタ少尉がやられた今、早く撤退を!』
口々に言葉を交わし始める兵士達。紅いメタルフレームはそれらをうんざりしたように兜の下にあるカメラアイで見回す。
「仲間ぁか~。 仲間っていえば仲間だよねぇ? 同じ人造魔女同士。 あぁ、そういえば――」
ネロは言葉を一度切って、共和国軍に向き直った。
「お前らのボス、ハンスタが言っていた命令ちゃんとやった? 心配になってわざわざ見に来たんだよ。 ここの実験物と資料を全て廃棄するっていうハンスタ少尉最期のめ・い・れ・い」
馬鹿にしたような口調で共和国軍MFのコックピットを拳で軽く叩く武者。まるで、同期の仲間同士で会話をしている気軽ささえ感じさせる。
一方で両刃剣を地面に突き立ててゼロがくぐもった声を出す。
「何をここの軍人に吹き込んだ……」
「さぁ~。 何だろうね。 甘生樹に魔科学兵器が集う施設、それと大量の人間。 ここまで言えばわかるかな?」
「人造魔女……」
「ご名答」
にやりと笑みを零すネロに対してゼロの表情は暗い。
共和国兵士達は相手の出方を覗っている様子で、人造魔女二人の会話を見守っている。
「でも、残念。 ここの施設は全部破壊しないといけないんだ。 鼻の効くチーターさんがやってくるから、ねぇ!」
一人会話を進めるネロに対してゼロは斬りかかろうと刃を構えた。しかし、それを瞬時に掴みかかって阻止する焔。
ゼロの機体は限界点に達している。それに加え、左腕を失っている今、剣を存分に振るえない。
「ダメだよ~ゼロ。 君の機体はもうすぐエネルギー切れだ。 魔科学兵器をあれだけ乱用すれば仕方の無いことだよねぇ」
仲間割れか、と銃を構えながら紅と漆黒を照準に捕らえたままざわつく共和国兵達。いずれにせよ、強敵である帝国の悪魔が圧倒されている姿を見れば、兵士の気も少し緩むものだ。
「ここは君が一人で襲ったことになるんだ。 そしてこうなる……“帝国の悪魔が遂に共和国に上陸し、罪無き村人を虐殺!! 軍施設及び、村は壊滅!” ってね。 だから、共和国軍の人達、安心して。 僕は共和国の味方だ。 この悪魔を共に倒そう」
言いながらネロは焔の後方に位置する共和国兵の群をその腰に備えた魔科学兵器で――斬り裂いた。
時が一瞬止まったかのような衝撃が場に走る。
『くっそぉ!! 撃てぇ! あいつも仲間だ!』
突如として攻撃を仕掛けてきたネロに対して兵士達は一斉射撃を試みる。
が――
「いいや、仲間だよ。 でも、証拠隠滅のために君達は生きて帰すわけにはいかないな。 共和国のためにここで死んでくれる? 死ねるよねぇ? 国のために死ぬのがお前たちの仕事だろう? 僕が手伝ってあげるよぉぉ! 構太刀ぃ!」
狂気に満ちた雄たけび。
瞬時に紫色の鞘から斬撃が発生し刃が共和国兵のMFを斬り裂いて行く。空間を吹き飛ばす刃の風。焔が抜刀のポーズを取った先は斬撃の跡だけが残り、MF同士による大規模な爆発が起きた。
「あっはははーー! 愉しいねぇ、愉快だねぇ、人間が死ぬ様はいつ見ても愉しいよ。 ねぇ、ヘリオス?」
紅の機体。その後部座席に搭乗している紅髪の少女に同感して欲しいのか、ネロは喉を鳴らす様に言った。
「……どうして、こんな酷いこと――」
「どうしてだろうねぇ? 何故だろうねぇ? 僕もわからない。 でも、愉しいんだよ、気持ちいいんだよぉ。 君だって愉しくて気持ちいいことを止めろって言われてもやるだろう? それと同じなんだ。 嬉しくなるとついやっちゃうんだよ、家畜殺し」
モニターから目を背ける少女に対してネロは心底愉しそうに映像を眺めている。そして、右の甲に刻まれた蛇と剣の刺青に頬ずりをした。
「おぉおっと! 危ない、危ない。 ゼロぉ? ちゃんと大人しく見物してなきゃダメじゃないか。 これは全部君がしたことになるんだから、目に焼き付けておいてくれない、と!」
絶望の剣を分解し、嫌悪の剣だけで紅の武者に斬りかかったゼロだが、ネロの所持する紫色の鞘で容易く受け止められてしまう。左腕が無いため、力が入らず容易く大剣を押し返される。そのまま悪魔と呼ばれた機体は紅の武者に頭部を捕まれ地面から持ち上げられ、地に足が着かない状態になった。
「ほら高い高いだよ? 今から――花火を見せてあげるよ」
余った手で魔科学兵器・構太刀を発動させ、逃げようとするMFを背後から斬り殺す焔。
機体が真っ二つに、そこから更に細切れに刻まれていく。見えない刃に蹂躙されたMF部隊は音を立ててこの世を去って行った。
「ッチ!」
舌打ちをし、ブースターのスロットルを全開にするゼロ。たちまち漆黒の騎士は紅の武者を引きずる形で基地内を爆進を開始する。
この鎧武者をどこへ連れて行こうと言うのか、基地の施設を破壊しながらただただ真っすぐ、誰もいない荒野の方角へ進む。
「パワーで焔に勝てるわけないだろぉ!! ヘリオス! 受け止めてそのまま機体を分解しろ!」
焔は荒野に足を突き立て、巨大な鉄球を受け止めるかのように姿勢を維持すると悪魔の爆進を抑え込んだ。武者の背中に搭載されている大型ブースターにも火が灯り、漆黒の騎士を押し戻し始める。
突然の反作用によってバランスを崩したゼロの機体は、首を捕まれコンクリートに叩きつけられた。
そしてそのままコンクリートを顔面で滑走させられる。
金属が削れる甲高い音、火花と焦げ臭さを放ちながら速度を上げる二機。何百メートルと進んだ後、炎を上げてもなおそびえ立っていた電波塔に激突。
建築物が衝撃で崩壊し、瓦礫と灰色の砂煙が降り注ぐ。
静寂が戻った。
「機体を分解しろと言ったはずだ! ヘリオス!」
「頭部を分解したわ……」
「ふん、そうきたか。 まぁいいや、これで邪魔はされないだろうし。 さっさと残りの連中を斬りに――」
愛想無く返事をするヘリオスに、鼻で笑って対応するネロ。
土煙が舞う中、瓦礫の穴から焔が顔を出したその時、一発の弾丸が右目に値するカメラアイを射抜いた。焔のカメラアイから光が消える。
手に持っていた帝国の悪魔の頭部は、瓦礫の中に落下した。
「誰だ!! 共和国の家畜!? 家畜のくせに、家畜のくせにぃ!! 焔に傷をぉ!」
「違うこれは――狩猟の女神」
豹変して怒り狂うネロを無視し、ヘリオスがいち早く次の危険を察知。焔を瓦礫の中に隠す。コンマ何秒か遅れて焔のもう一方のカメラアイの残像を弾丸が通過、瓦礫を粉砕した。
砂煙の中で唯一の光が闇に消える。その様子を眺めていたある人物が舌打ちをした。
「チッ……どんだけ頑丈なMFなのよ! この私が一撃で仕留めれないとかあり得ないわ、っていうかムカつくわ!」
焔が潜り込んだ瓦礫の遥か彼方――
荒野にそびえ立つ岩場の上で白銀のアルテミスが狙撃姿勢を維持している。自機と同じぐらいの大きさを保有するスナイパーライフルは、アルテミスの背中を覆うように折りたたまれていものだ。
他の武器の搭載を捨ててまでこの巨大なスナイパーライフルを持ち歩いていたということは、アルテミス、いや、ノーションが最も頼りにしている武器と言っても過言でないのかもしれない。
基地東部と中心部を一望できる自然で形成された狙撃ポイントそこにノーションは身を潜めていた。
「上手く電波塔が倒壊してよかったわね。 ……でもそこはまだ――私の射程圏内よ」
チャンスを再び覗うかのようにスコープを覗く金髪の女。愛用の眼鏡は胸ポケットにしまわれている。
「さぁ、このまま隠れ続けて、タマ無しの共和国軍に包囲されるか、飛び出て私に撃ち抜かれるか。 二つに一つ……ここで死になさい」
独り言をつぶやき乾いてきた唇を舐める。弾薬が尽きかけているであろう共和国軍だが、ノーションがしっかり援護してやればゼロもネロも下手に動けなくなるはずだ。彼らに逃げ場はない。
と、スコープに標的が映り込んだ。すぐさま狙いを定め、的を的確に撃ち抜くノーション。
「な! デコイ?」
撃ち抜いたのは、もがれた漆黒の機体の頭部。砂煙の中から高速で飛び出て来たものは頭部だけだ。
頭部が小規模の爆発をしている間に紅の機体は反対方面へ一気に加速。アルテミスの視野から逃れる。
肉眼では点にしか見えない基地の内部。最大望遠では、視野が狭くなるため僅かな動きですら過敏に反応してしまう。
その狙撃手の裏をかいたデコイ。
「あの動き……操縦しているのは口だけのロストナンバー……じゃないわね」
異常とも言える操縦テクニック。今の狙撃で完全にどこから狙撃をしているかを見切ったかのようだ。 決定的な隙が生まれる着地などの硬直瞬間は物陰に機体を隠して行っている焔。焔はあくまでも鈍重な機体である。それをまるで、狩りをするトラのような俊敏さで基地内を駆け抜けている。
だが、これでは狙撃ができないと諦めるノーションではなかった。
「隠れるなら、隠れる場所を破壊してやるだけ……よ」
三発立て続けに大型狙撃銃から弾を発射する。
ノーションが狙ったのは、共和国ではあまり使用されていない軍用車。
巨大な鉛玉をブチ込まれた車両は瞬時に爆発。焔が次に身を隠すであろう倉庫施設が傾く。
紅の武者が立ち止った瞬間を遂に捕えた。
完全なる隙だ。
「……ぶっ飛びなさい」
アルテミスがトリガーを絞った。狙いは鎧武者のコックピット。
荒野に響く一発の銃声。その後に金髪の狩人から声が漏れる。
「……外した?」
鎧武者の右腕を貫きはしたものの、標的はまだ動いている。狙おうと思えばまだ狙うことも可能だ。
だが、ノーションはもう無駄だと言いたげな表情をして、スコープから目を離す。
「砂嵐……ついてないわね。 いえ、最初の一撃で仕留め切れなかった私のミスか」
悪態をついてすぐさま狙撃銃の薬莢を込めるノーション。荒野を駆け抜ける砂嵐を横目で眺めながら、期待のない眼差しでスコープを覗く。
「やっぱ砂だらけで何にも見えないか。 ドクターになんて言い訳すればいいかしら。 それにしても、ナンバーゼロとロストナンバーの目的は何……どうしてこんな村に」
スコープで再度基地内を覗き見るが、ノーションが引き金を引かない辺りから紅いメタルフレームも漆黒のメタルフレームの姿も見当たらないようだ。
「逃げられたか……致命傷を与えたからしばらく出てこないでしょうけど。 そうなると探すのがまた面倒なことになるわね。 またゼロからやり直し……か」
金髪の女性は、胸元にぶら下げた金色のペンダントを握りしめ、必ず殺してやる――と呟いた。
◇
命からがら逃げ延びた共和国兵士の四名。MFはいたるところから火花を散らしている大破ぶりだが、命は助かった。あの帝国の悪魔と遭遇して命が助かったなど前例がないかもしれない。そして、その後共和国の武者まで登場したのだ。
神がこの四名を守ったとしか思えなかったであろう。
『おい、アレックス。 俺達、敵前逃亡の罪で……処罰されたり――』
『ば、馬鹿言うな! 俺達は帝国の悪魔と共和国の武者のデータを本部に持ち帰ろうとしているだけだ! こ、今後の対策に必ずこの機体のデータは役に立つはずなんだ』
『そ、そうだぜ……! ネツァク山脈までゲハルト少佐の部隊が来ているって言ってたよな?』
『あぁ、ここからそう遠くない。 あの少佐なら頼りになる。 どうして俺はあんな基地に配属されちまったんだぁ!』
四名が口々に通信していると前方からメタルフレームの部隊が見えた。ライオンのエンブレムマーク。共和国軍のものだ。
『聞こえるか! こちらハンスタ部隊の者だ! 基地が帝国の悪魔に襲われた! 至急救助を願う、繰り返す――』
兵士の一人が無線を接近してくる部隊に送る。そして、返事が来た。
「ハンスタの部隊の者か……弟は無事か?」
声の主はハンスタの兄・シュナイゼルのものだ。ハンスタ部隊の兵士達はしばらく沈黙し、言った。
『シュナイゼル大尉……ハンスタ少尉は戦死されました。 生き残りは自分達だけです』
「っく……そうか……生き残りは君達だけか」
弟が死んだという悔やみ切れない想いがあってか、ハンスタ部隊の兵士達と合流することができたシュナイゼルの口は重たかった。
『大尉、自分達は……敵前逃亡した処罰を受けることになるのでしょうか』
「いや、そんな必要がどこにある。 君たちはあの悪魔から生き延びた稀有な存在だ。 むしろ誇っていい! 弟の無念も……それで少しは晴れよう」
恐る恐る尋ねたハンスタ部隊の兵士の声が一瞬明るくなった。
シュナイゼルは弟のハンスタと違い、冷静で計算高い戦術が得意だと知れ渡っている。オールバックにした金髪を抱えて、悲痛な声を漏らす様を見る限り、兵を捨て駒とは思っていない。
兵士達に無意味な突貫をさせるなどシュナイゼルならばしなかったであろう。
「敵機の戦闘データは取れたか? 何でもいい得体の知れない脅威に立ち向かうためには君達の情報が不可欠になってくる。 私の機体にデータを送って欲しい」
『ハッ! ですが、何も今ここで送る必要はないと思うのですが、私共の機体は損傷していますし、データのバックアップを取れる施設に戻ってからの方が――』
「いいや、奴らが追撃に来る可能性もある。 万が一、そうなれば情報を共有している方が助かる可能性も高くなる。 私も部下を無駄に殺したくないのでな」
生き延びた兵士達はシュナイゼルの計算高さに心を打たれたように、シュナイゼルへデータを送り始めた。
ハンスタ部隊の兵士達とて追撃される可能性を忘れていたわけではないであろう。ただ、頼りになる上官に巡り合えたことによって、思考が少し乱れただけなのだ。
「……最後にもう一度確認しておきたいのだが――生き残ったのは君達だけなんだな」
『ハッ! 我々以外は……皆、死にました』
再度確認するようにシュナイゼルが兵士達に問うた。悔やまれるような表情を見せ、そして――
「それならば――後片付けが楽でいい――」
『え?』
シュナイゼルの悪魔のような笑みと共に攻撃命令が響く。命からがら生き延びた兵士達は信じられないといった様子で。
『大尉!? な、何を!! あぁーー』
四名の絶叫が爆発と共に途絶えた。
「昼間にハンスタから聞かなかったか? お前達は頭が悪いからもう一度だけ言ってやろう。 私は弟にこう言った。 “全ての実験物と資料を廃棄しろ”とね。 “全て”だわかるか? 勿論、資料のことを知っている君達兵士も。 弟のハンスタ共々一緒に処分されろという意味だったのだが……この様子だと上手く伝わらなかったようだね」
シュナイゼルの機体が片手を上げて射撃止めの合図を部隊に送る。
「弟は頭が悪いからなぁ……兄の意図が伝わらなかったとしても仕方の無いことかもしれないな」
できの悪い弟を持つと困るよと両手を返し、部隊の人間を笑わせるシュナイゼル。
そして、おもむろに右耳のピアスに手を当てて、何者かと連絡を取る。
「聞こえるかな? 人造魔女ゼロ……大した兵器だ。 いや、人種と言った方が良かったかな?」
部隊に今迎撃した味方を回収するように指示を出しながら、嫌味らしく笑う。
「いやいや……援護しなかったんじゃない。 君のように我々は戦えないんだよ。 下等な種族だからね。 そう、それに我々は今、ロイ・ゲハルト少佐の命令で先行して基地の様子を見ることになっている。 わかるか? 見るだけだ、戦闘しろとは一言も言われていないんだよ」
憎まれ口を言われたのか、相手をなだめるように声を柔らかくして鼻で笑った。
「ふん、どうとでも言ってくれ。 私は人間だ。 君達、人造魔女とは違う。 まぁ、いずれにせよ、君達のおかげで馬鹿な民衆をようやく動かすことができる。 共に悪魔を倒す。 目的が一緒なのだから多少のおいたは私が何とかしよう」
言いながらシュナイゼルは、先ほど破壊したMF部隊の残骸を踏み潰す。
多少のおいたはな――と通信先の何者かにも伝わるように機体をグリグリと抉り込みながら続けた。
「そうさ、我々共和国はギブ・アンド・テイクの関係が大好きなんでね。 使える者は使う、使えない者は壊す……ネロ、君が使える者であることを切に願うよ」
右耳から手を離し通信を切る。
そして、作業を開始している部隊の人間たちをモニターで見やるシュナイゼル。
「さぁ、今から少佐には残念な知らせをすることになる。 我々は、迅速に基地に向かったが基地に生き残りはいなかった……破壊された機体からは戦闘データの抽出は不可能だったと。 実に嘆かわしい悲劇だ!!」
拳を振り下ろしながら、心底残念そうな声を出すシュナイゼル。部隊の人間はシュナイゼルの元に集まり、指示を待つ。
「皆の者、ご苦労。 各機基地に赴き、生き残りがいないことを確認しろ! 生存者は発見次第、殺せ」
緑色のMF部隊がマシンガンを構えながら一斉に基地へと向かう。
その姿を眺めながら、シュナイゼルは親指を噛みながらハンスタの部下から送られてきた戦闘データを見ている。
「……データを拝見した限り、ゼロという人造魔女……あのネロより強い。 是非とも捕獲したいものだ」
MF焔の魔科学兵器・構太刀の表記を『構い・太刀』から『構太刀』に変更しました。
きっとこっちらの方がスマートな気がします。
読者の皆様、今後ともよろしくお願いします。