プロローグ <一人は二人、二人は一人>
はじめて作ったのもので、不備があったら変更します。
申し訳ない。
ただ頑張って更新していきたいです。
僕の名前は陸陽朝長、平凡な高校二年生だ。
これは彼女と半年ほど付き合ったある日の話
「どうしよう•••」
ここは僕の彼女の部屋、少し広い程度の部屋にベット、勉強机に椅子、そして部屋の中央には小さな机、綺麗に整頓された棚に、クローゼットが半開きの状態で私服が見え、とてもいい匂いがする。
何度来ても女の子の部屋に入るとソワソワしてしまう。
今日彼女の家で遊ぶ予定だったのだが•••
僕の彼女である月島真昼が鏡の前でなにかを喋っていた。
「うるさい‼︎今日は私が朝長くんと遊ぶの!涼夜は引っ込んでて!」
と鏡の前で叫んでいた。
「嫌!約束と違うじゃない!昨日朝長くんと遊んだでしょ!真昼こそ引っ込んでて!」
はぁ•••また始まってしまった•••
鏡の前で女の子が一人で叫んでいる
髪型は今は綺麗な金髪でポニーテール。
透き通った青い瞳、それに合った眉。
綺麗すぎるほど整った顔。
腰は細く、しなやかな指。
純白の素肌は、見るだけでなめらかさがわかるほど。
紹介しよう彼女は、月島涼夜であるのだがもう一つの名前は月島真昼。
なぜ彼女に名前が二つあるのか、それは彼女は二重人格であるからだ。
そして二人とも僕を好きになった彼女でもある。
片方の真昼の時は、髪は綺麗な金髪に変わりポニーテールにしている、とても無邪気な性格で、悪戯心があるがこっちから攻めると顔を赤くしてまうという弱点がある。
片方の涼夜の時は、髪は綺麗な白髪に変わり腰まで下ろしている、普段はお淑やかで静かな性格だが、かなり積極的な行動が多い•••がある特徴を持っているが今はやめておこう。
そして彼女(達)は言った。
「「朝長(君)‼︎どっちと今日遊びたいか選んで‼︎」」
「いやそんなこと言われても困るよ•••」
どっちかなんて決められるはずがない、真昼も涼夜も一緒に居ると心地良いし、楽しい。
しかし、どちらかを選んだら絶対片方は泣いてしまうに決まっている。
鏡を睨んでいる彼女の髪色が先ほどからころころ変わっていている。
そして僕が腕を組んで考え込んだその時
「あ‼︎」
と、真昼が叫んだ瞬間髪色が完全に白髪に変わった、ということは。
「やったわ!真昼を意識の奥に引っ込めてやったわ!」
腰に手を当て、ものすごい誇らしげに涼夜が言い放っていた。
今日の勝者涼夜
「今日は涼夜が勝ったか•••」
「真昼の声がちょっと聞こえるけど、まぁいいわ」
こういうときはどちらかが脳内で主導権争いをしている(らしい)
二重人格ってのは大変だなぁ
「さて、今日はなにをしましょうか♪」
よほど勝ったのが嬉しいらしく、上機嫌だ。
なぜか真昼が後ろで睨んでいるような顔が見えた、きっと真昼は悔しがっているのだろう。
「そういえばもう高校二年生になって二ヶ月経つけど新しいクラスは慣れた?」
「大丈夫よ、去年と同じように二重人格がバレないように振る舞っているわ」
彼女は学校では基本、涼夜が主導権を握っている。
涼夜は、勉学学年トップ、運動神経も良く、学年の皆から好かれており、学校では美少女ランキング一位でもあり何度か告白されていた。
だが、そんなある日学校中に衝撃が走った。
なぜならごく平凡な僕、陸陽朝長が涼夜と付き合うことになったからだ。
こんなパッとしない平凡な僕と学校一の美少女が付き合ったら、驚くに決まっている。
最初の頃は、全学年の男子から睨まれたり、クラスの女子から質問攻めされたりされ、一番問題だったのが上の学年の先輩達から宣戦布告されたことだった。
だが、僕は幼い頃におじいちゃんから護身術を習っていたため、先輩達には丁重に帰ってもらった。
ありがとう、おじいちゃん
そして月日が経つにつれ、僕への敵意は未だにあるものの減っていき、彼女と付き合う前の日常に戻っていった。
「そうだ!飲み物を出していなかったわ、取ってくるわね」
「あぁ、ありがとう」
そして涼夜は、部屋を後にした。
そして何度も思い出してしまう、真昼と涼夜に出会ったあの時•••
二人の口から言われた言葉•••
そのことを考えてしまうと胸が痛い•••
だけれど考えてしまう、もしあの言葉通りになってしまったらどうなるのか、僕はその悲しみに耐えられるのか、こればかりは今の僕にはわからない。
そんなことを深く考え込んでいたら涼夜が帰ってきた。
「はい、朝長くん」
「ありがとう、涼夜」
「どういたしまして」
今はただ•••
「なぁ、涼夜」
「なーに?朝長くん」
「二人は幸せか?」
彼女は微笑んで言った
「えぇ幸せよ」
今はただこの時間を、この二人と過ごせる時間を大切にしたい。
「どうしたの?いきなり」
「いーやなんでもないよ、ただ気になっただけ」
と優しく頭を撫でながから言った。
顔を真っ赤にして彼女は、先ほど一緒に持ってきた丸盆で顔を隠してしまった。
可愛い
「いきなり撫でるのはずるいわ•••」
「ごめんごめん、じゃあ今日はなにする?」
「もっと•••」
「え?」
顔をヒョッコリ出しながら彼女は言った。
「もっと撫でて!今度は膝枕をしながら!それが不意打ちで撫でてきた罰とします」
やばい可愛すぎてやばい
「わ、わかったよ」
「えへへ」
そして僕は彼女に膝枕をし、頭を撫でた
なぜ平凡な僕が二重人格である彼女とこれほど仲良くなり、付き合うことになったのか。
それは•••
これは二重人格の彼女と出会い、一人が消えるまでの物語。
どうでしたか?
自分なりに頑張ったつもりではいるのですが...
満足していただけたなら幸いです!!