Li.1-3 どんな事があったら
並びながら歩く座敷童子(仮)の事を気にしながら
色々と考え事をしていると、意外と早く菜子の家に到着です。
「お、おじゃまします」
「どうぞ♪ 誰も居ないけど」
「そうなの?」
「今日、私お留守番」
「ホントに!?」
「だ・か・ら (///)」
急に菜子は私の手を両手で強く握り締め
顔を近づけてきたのですけども(///)
「な、菜子!?(汗)」
「お願い、泊まっていって(泣)」
「・・・だ、だよね?」
「流石に、1人じゃ怖いからっ!(泣)」
「広いお家に1人と妖怪だけではね・・・」
「こくん(泣)」
平気と言っていた割には、やっぱり怖いらしく
今夜は、私も菜子の家に泊まることに
なってしまいました・・・
それにしても、座敷童子も菜子のお家にいれば
何の違和感も無いですね・・・
お化けのメリーさんが、少しお洒落なリビングに居ても
違和感が無いのと同じだったり?
和室には和服、洋室には洋服がそれぞれ合うのでしょうね。
「あっ、今から夕ご飯作るの?」
「うん、そうだよ~」
「私の夕ご飯はいらないからね?」
「そうなの?」
「もう、家で食べてきたから」
「そうなんだ」
「それよりも、この子・・・」
「う~ん・・・」
家に連れてきたものの
座敷童子(仮)は何かをする訳でもなく
居間の畳に正座して座っております。
「な、なんか・・・(汗)」
「これじゃ退屈だよね?」
「どうしよう・・・」
「あっ♪」
急に、菜子は何かを閃いたらしいです。
あまり期待はしないけれど・・・
「うん?」
「ちょっと待っててね♪」
菜子は一度自分の部屋に戻り
何かを持ってきたみたいです。
「なにそれ?」
「私のショートエプロン♪」
「どうするの?」
「あの子に着せてご飯作るの手伝って貰う♪」
持ってきたのは腰に巻くタイプのエプロンで
それを器用に普通のエプロン風になる様
座敷童子に着付けてキッチンに置いた椅子の上へ
立たせてみました。
「その発想はなかったかも・・・(汗)」
「女の子だし♪ ままごと感覚で楽しいかなって♪」
とりあえず、菜子と座敷童子(仮)がご飯を作っている間
私は座敷童子について調べてみると・・・
何となく座敷童子は男の子のイメージがありますけど
女の子も居るみたいで、それぞれ着物姿も別れているらしく
目の前に居る座敷童子(仮)は、文献通り女の子の座敷童子のようです。
「ふ~ん」
一通り座敷童子についての調べ物を終え
キッチンに立つ2人の後ろ姿を眺めているのですが
菜子と座敷童子が、なんか姉妹みたい?
ただ、別に座敷童子は何かを手伝う訳ではなく
菜子の手元を見て居るだけですが
見た感じ、退屈している様には感じられないかもです。
「座敷童子って何を食べるんだろ?」




