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雨が匂い立つ夕暮れに

作者:枢 呂紅
 雨の匂いが近づく夏の夕暮れ時、一人の青年が小さな喫茶店を訪れる。店主は冷たいアイスコーヒーを振る舞いながら、裏の潰れた遊園地にまつわる不思議な話を語り始めた。それは、ミラーハウスから逃げ出してきたという奇妙な男の物語であった。
 
 夏のホラー2017参加作品です。
 短編のつもりでしたが、前後編となりました。
前編
2017/07/10 22:00
後編
2017/07/10 22:07
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