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先輩と後輩  作者: 神野
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先輩と後輩の出会い

先輩と出会ったのは私が高校1年生の時だった。

部活動をする気は無かった

高校のめんどくさいルールで

部活動の見学は1つは行くことになっていた。

体育館で部活動の紹介を見て見学に行くと言う形だった。

パフォーマンスをする部活動もあれば

何もせずただ紹介をするだけという部活動もあった。

さすがに書道部にパフォーマンスされても

困るだろうが。


「ねえ、のんちゃんはどこに見学に行くの?」


私が体育館での退屈な部活動パフォーマンスを見ずに

眠りに落ちそうな時に友達のA子が顔を覗き込んで

聞いてきた。

因みに、のんちゃんは私のことだ。

私は特に行きたいところはないと答えると

A子が卓球部の先輩でカッコいい人がいるから

卓球部に見学に行こうと言われ

なんとなく行くことにした。



卓球部に見学に行った。


女の先輩が2人だけとあとは男ばかりだった。

その女の先輩2人のうちの一人が私の言っている先輩だ。


「卓球やったことある?」と先輩が訪ねてきた。

先輩と呼ぶのもどっちの先輩かわからないから、

川上先輩と呼ぶことにする。


川上先輩は、人見知りする方で

とても気を遣ってくる。

いまでは全くなんだけどね。


「いえ、やったことないです。」


川上先輩が急にやってみようよ。と言って

私の腕を引いた。

ラケットの持ち方をまず教えてくれた。

当てるだけでいいからと言って

川上先輩はボールを私めがけて打ってきた。


ラケットにボールを当てるだけで

川上先輩の元にボールは返って行った。



これが、川上先輩と初めて会った日の出来事。







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