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ネズミーランドリベンジ

第79部分 ネズミーランドリベンジ


母と仲間全員でネズミーランドに来ている。

立ち回りで意見が分かれたので、乗り物に乗りたい俺チームと、乗りたくない母チームに別れて行動している。

”プルプルー”

「母さん、どうした?、昼ご飯かあ、あの入り口の所で集合ね。了解」

母がスマホを持っているので連携して行動している。


「ミチル、この国の食べ物美味しいニャンなあ」とレン、

「レン、ここの飯は高い、味わって食えよ」

「わかったニャンね”ムシャムシャ”」

「ミチル、お母様にポップコーンを買って頂きました。コレが本場のポップコーンなんですね。甘いです」とジーナ、

「そう言えば、あのトウモロコシの芽は出たのか?」

「ユパン孤児院の菜園でグングン伸びて、もうそろそろ収穫できそうです」

「収穫って早すぎだろ、こないだ種まいたばかりだ」

「ミチル、薬ギルドでミミンが買ってきた肥料をまくと直ぐに成長するんです」とスザンナ、

なるほど魔法か、

「そうなんだ、それはすごいな」

「そうなんです。みんなでポップコーンが食べられます」とジーナ、

「トウモロコシは便利な植物だぞ、煮ても、焼いても食える。粉にしてスープにもできる。パンを作る時に膨らますイースト菌を使えば酒も造れる。乾燥させれば数年も保存できるんだ、今回収穫した種をまいて増やすと良いかもな」と俺、


「酒え!!」とスザンナ、


「ミチル、酒が造れるのですか?それは聞き逃せません」とスザンナ、

「おれも詳しくは知らないが、ムーンシャインと言う自家製の酒は簡単な設備で酒を造れると聞いたことがある。パソコンで作り方を調べてやろう、Amazunで蒸留器を買って帰ればスザンナだったら酒を作れるだろうな」と俺、

「父と弟に仕事が出来るとありがたいです。あんまり働いていないので」とスザンナ、

そうか、スザンナの気持ちは分かる。

「わかった、蒸留器、酒の材料に向いているトウモロコシの品種も入手しよう、イースト菌もな。それで実験だ、サンプルを作ってみよう」と俺、

「ごちそうさまでした」とみんな食事を食べおえた。会計で支払いをすると2万円近い、こんなに高いとは。


「パレードの時間だ、見に行くぞ」と俺、母にも連絡する。

俺達はそこそこ空いている場所に陣取りパレードを眺めた。

母が写真を撮っている。

母は写真が好きだ、俺が子供の頃に撮った写真はほとんど母が撮ったものなので、俺と親父がよく写っている。

逆に母は写真を撮られるのが苦手のようだ。

「母さん、デジカメ貸して」と俺、デジカメで、全員の写真を撮る。

「係員さん、すいません、写真撮影お願いできますか?」と俺、近くを通った係員に全員の写真撮影をたのんだ。

「はい、分かりました。それでは撮ります”ピコン”」とフラッシュが点灯した。


「”花火が始まります”」とアナウンスが聞こえた。

”ドンッ””ドンッ”と音、

「ニャーギー、大きな音ニャンな」とレン、手で耳を折り畳んで塞いだ。

猫耳族にこの花火の音は大きいようだ。

「でも、きれいニャンな。夜空に花が咲いているニャンなあ」とレン、

花火をバックに仲間の写真を何枚か撮影し、母にデジカメを渡して、仲間と俺の写真も撮影してもらった。

デジカメの画像は後日プリントして渡してやろう。


「さあ、花火も見たし、帰るぞ」と俺、

「ミチル、何言ってるんですか、これからが勝負です。空いてきたので乗り物に乗りますよ」とスザンナ、

「えー、まだ乗るのか」と俺、

「乗るんです」

「もっと乗るニャンな」とレン、

「わかった、わかった」と俺も付き合って乗る。

「ギャー」とヤシロ、怖いんだったら乗らなくても良いのに。

「閉園のお時間です」とアナウンス、

お土産を買った俺達は、ネズミーランドを出ると、物陰からテレフィールドで家に戻った。


「フー疲れたな、俺は風呂入って寝るからな」

「ミチル、これから宴会ですよ」とスザンナ、宴会って言ってもお前らスナックやビーフジャーキ喰いながらザキヤマ15年飲むだけじゃないかよ。

「おれは、遠慮しとくわ。疲れた」

風呂を沸かして入り、髪を乾かして自分の部屋に戻った。

「ミチル、飲みますよ」とヤシロ、

「しょうがない奴らだ、少しだけだぞ」と俺、客間に行くと母もいて、一緒に酒を飲んでいる。

「この干し肉おいしいですね。どうやって作るのでしょうか?」とジーナ、

「ビーフジャーキーは面倒だけど簡単に作れるわよ」と母、

「ミチル、レシピ調べてあげなさいよ」

「ああ、分かった、たしか焼き肉のタレに漬けて乾燥させ、スモークすれば出来たと思う」と俺、

「自分で作れるのですね、お願いします」とジーナ、

俺達、肉は売るほど持っているし、場所も沢山あるから、作って売るのも良いかもな。

「ジーナ、ビーフジャーキならぬ、ドラゴンジャーキを作って売り、一儲け出来るかもな」と俺、

「たしかに、お酒や干し肉なんかは消え物ですから、幾ら作っても売れそうです」

「わかった、ジーナにはレシピ本、燻製機を買ってやろう」と俺、

「ミチル、私のお酒を作る機械も忘れないでくださいね、グヒー」とスザンナ、

「私、このザキヤマ15年をこえる酒を造ってみせますよ、グハハハ」

いくらスザンナでもそりゃムリだろ。でも、酒の造り方の本も注文しておこう。


5日ほど滞在し、レンやベンは変装して観光名所を巡り、俺達は異世界側に戻った。

複数の機械、楽器、レシピ本、トウモロコシや野菜の種、材料を異世界に持ち込む。

これって問題ないのだろうか?

まあ良いか。異世界なんだし。


異世界側の家に入ると留守番していたミミンがいた。

「ミミン、留守番ありがとう、おかげで楽しめたよ」とベン、

「コレお土産ニャンよ」とレン、

「ミチル、大変ですニャ、男爵の使いの方が今朝、急いで来てくれってニャよ」とミミン、

「そうか、近頃は物騒だな、では行ってくる」

「みんなー、聞いてくれ、戦闘かもしれん、装備して待機してくれ」と俺、

「ユリ、行くぞ」

「はい」

”テレフィールド”と男爵の屋敷の前にテレポートした。


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