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伝説のスキルカード

第74部分 伝説のスキルカード


伝説の鎧を手に入れる為、”伝説のスキルカード”が必要なのだ。

そのカードは魔王の城、玉座の下にあるらしい。

ユリとレンで偵察に出かけてしばらく経過している。


「あいつら、遅いな」と俺、

「ミチル、大丈夫だ、空から見てくるだけだろ、ヤバくなったら逃げてこれるだろうし、テレポートも使えるんだぞ」とベン、

「確かに、なんか嫌な予感したんだ」

”ブウンッ”と庭から聞こえた。

「ほら、だいじょうぶだ」とベン、

「ミチル、魔王の城を見てきたニャンよ」とレン、

「どんな感じだった、魔獣はいたのか?」

「少しニャ、大した数じゃないニャア」とレン、

「マーベリックにも声かけた方が良いかな」

「マーベリック達も一度はいっておいた方が良い場所だから、一緒に行った方が良いね」とユリ、

「作戦の幅も広がるしな、じゃあ今から話して見るか」ポケットからトランシーバーを取り出て呼び出す。

「ガーガー、ミチルどうしました?」とマーベリックの声だ。

「魔王の城に一緒に行こうぜ、魔獣も少しいるらしいぞ」と俺、

「そりゃ良いですね。動画を見てから一度は行ってみたいと思ってました、行きましょう」

「では1時間後でどうだ、大丈夫か」

「了解です。では1時間後にそちらに庭にテレポートします」とマーベリック、



俺達は城の正面にテレポートしてきた。

「こりゃ、ボロいお城ですねえ。ネズミーランドのお城とは比べものになりません」とヤシロ、

「マーベリック、城の正面ゲートはユリが魔法で爆破しよう、魔獣もそんなに居なさそうだし、あとは成り行きでやろうか」と俺、

「そうですね。パンク大丈夫そうか?」とマーベリック、

「そんな大きな魔獣の気配は無いですね」とシノビジョブのパンクが索敵をして答えた。

「では、それで、始めましょう」

「ユリ正面ゲート、入り口が開いたらそこの中にもう一度爆破できるか?」

「大丈夫です。ではやりますね」とユリ、

”エスプロ”と詠唱すると正面ゲートに向かって火の玉が飛んで行った。”ドガーン”と大きな音がして。木製の大きな扉に穴が開いた。穴の中は暗い。

”エスプロ”ともう一度、ユリが詠唱し、火の玉が穴の中に入ると”ボフン”と言う音と共に穴から火と煙が飛び出してきた。

「城の中にいた弱い魔獣はあれだけでくたばったろう」と俺、

「大魔道士の全体攻撃魔法は強力ですね」とマーベリック、

「クーランラも瞑想をマスターすれば、賢者の祠で大魔道士になれる可能性はあるぞ」と俺、

「そうなんですね。今度、話してみます」マーベリックが後ろのクーランラを見た。

「火も消えたようだ、穴の中に入ろうぜ」と俺、

「行きましょう」


城の中に入る、中はシンプルな作りで、城と言うよりは教会に近い作りだ。

直ぐに玉座の間があり、目的の絨毯が見えた。

「魔獣がいるニャンよ、奥の部屋!!」とレン、

「奥の部屋に行くぞ」とベン、近接の者達が走って向かう。

俺も少し後れて後ろからついてゆく、

”ガキン””ガン”と二回くらい音がすると、シーンとなって。ベンが奥の部屋からで手きた。

「弱い、ヒュームみたいな魔獣がいた。ここは医療室かな」とベン、

俺も部屋の中に入ることにした。


病院というか手術室だな。包丁やノコギリが壁にかけてある。

倒れているヒューム型の魔獣は汚い白衣を着ていて博士のようにも見えた。

そいつを”魔獣解体”といって素材にしてみた、結果ゴミしか出なかった。

本が5冊ぐらい有ったので全部アイテムボックスに収納する。この本はジーナに解読してもらおう。テーブルの上にあった紙には人体に魔獣の部位を結合するような図解が書かれている。

「気持ち悪いな、なんだこいつ」と俺、

棚には解体した魔獣の体の一部が液体につかって保存されていた。最近の物に見える。

ここで魔獣を解体し、人間に移植り改造人間みたいな物を作ろうとしていたのかも知れないと思った。

動画でみた魔王は、人間みたいな顔だが、体はいろんな魔獣の部位の寄せ集めに見えたが。

もしかして、まさかな。


部屋を出て、黄金の玉座の前に来た。

「この椅子、金で出来てるぜ」といって俺が玉座の椅子に手を触れる。

「ミチル、それ罠だ!!」と後ろにいたパンクが俺に注意した。

「本当か?」

「うん、それなにか仕組みがある。危険なものだと表示されている」とパンク、

持っていた槍の石突きで、玉座をグイグイとつつく、座面をつついた所で、背中が当たる皮の部分から鋭い針が何本も飛び出してきた。

「うわっ、あっぶねー」と俺、

「この針に毒が塗ってあるみたいニャンな」とレン、近づいて見ている。

「あぶねえ物は、こうしてやる”スーパーエコロジーリサイクル”」と俺、玉座をにスキルを使った。”ボフン”と言うと、金のインゴットが数本と、竜革が出てきた。

「ラッキー、回収しとこう」と俺、半分をアイテムボックスにしまうと、マーベリックに半分渡した。

「これ魔法ギルドで売れるぜ」

「そうですか、ありがとうございます」とマーベリック、

「おれは、ココに用があるんだ」と言いながら玉座のあった場所の絨毯をめくる。

すると、扉があった。


「あっ、隠し扉です」とマーベリック、

「開けて見よう」と俺、”ギイイイ”と扉を空けると、宝箱が一つ出てきた。

「なんだ、宝箱か」と俺、

「レン、気をつけて宝箱を空けてくれ、俺達は離れよう」

「任してニャンね」レンが宝箱を調べる。なにか分かったようだ、離れると”魔法矢”とスキルを起動し、弓で矢を鍵穴めがけて発射した。

”ズキン”と言う音がして、鍵穴自体が大きく破損した。オリハルコンのクナイを取り出すと、宝箱の蓋の隙間にねじ込み、クナイにケリを入れる。”ガコッ”と言う音がして、宝箱が開いた。

「開いたニャンね」とレン、

宝箱の中を調べる、金貨の袋がいくつかと、伝説のスキルカードと宝石が入った袋があった。

「あった”伝説のスキルカード”だ」

「マーベリック金貨を分けるぞ」と俺、金貨の袋の中を調べ、半分に分けるとマーベリックに渡した。

「ミチルと一緒に仕事をすると、金貨の増え方がいつも尋常じゃないですね」とマーベリック、

「俺達は人も助けるし、助ける為の金も稼ぐ、と言うことで良いんじゃないかな」と俺、

「そうですね、金は必要です」

「あそこの反対側の部屋も調べたよな」

「なにも無かったニャン、宝箱は空ニャンよ」と初代勇者達が回収した物だろう。

「魔獣も雑魚ばかりだし、帰るとするか」

「そうしましょう」

「ユリ、あそこの医療室みたいな部屋を完全に破壊してくれ、二度と使えないようにな」

「了解、みんな入り口まで下がってください」とユリ、

「ではやります”エスプロ”」とユリ広間の入り口から医療室の中に向かって爆裂魔法を唱えた。”ゴシャン、ガシャ”と言う音がして中から火が噴き出した。

「みんな撤収だ、マーベリックお疲れ」と俺、

「ユリ、テレポートを頼む」

”テレフィールド”とユリが詠唱した。


「メリー、早速スザンナのところで伝説の鎧をつくるぞ。一緒に来てくれ」

「分かりました」

スザンナの店の前までテレポートで移動する。おっ客が何人かいるようだ。

店に入るとカウンターにスザンナの母親、剣を置いてある場所に弟がいた。

「こんにちは、スザンナいます?」と俺、

「ミチル殿、スザンナは奥にいます」と母親、

「失礼します」と言いながら、メリーと二人で工房の中に入った。


相変わらずスザンナの工房の中はとても綺麗だ。

「スザンナ、素材がそろったぞ。伝説の鎧を作ってくれ」

「み、見せてください」とスザンナ、少し興奮している。

「コスモメタルがこれ、これが伝説のスキルカードだ」と俺、素材をテーブルに置いた。

「これが、コスモメタルですか、フムフム、堅くて軽いですね」とスザンナ

「それでは素材を並べましょう」とレシピの紙を見ながら、鍛冶師のマットに素材を列べた。

「この絵からイメージを膨らませないといけませんね」と言うと、レシピの絵をジッと見た。

スザンナは右手にオリハルコン製の鍛冶師ハンマーを持っている。

「やってみます。”アイテム作成”」”ボフン”と光と煙が立ち上がると、テーブルの上に鎧が現れた。

”目利き”で確認する。”コスモクロス 最高品質”と表示された。成功だ。

「では次に、伝説のスキルカードをこれに結合します。”スキルカード結合”」とスザンナ、スキルを起動した。”バフンッ”と光と煙がまた立ち上がる。

すると、鎧が消えて、金色の腕輪が現れた。


”目利き”とスキルで鑑定する。”伝説の鎧 最高品質 使い方......”と使い方まで表示される。

「どうやら、この金の腕輪が”伝説の鎧”らしいな」と俺、

「メリーこの腕輪を左手にはめてくれ」

「はい、はめました。私にぴったりです。綺麗ですね」とメリー、

「では使い方を説明しよう」

「まず、足を適度に開き、左手を前に拳を顔の下にくるような感じで突き出し、右手を腕輪に添える。そして”ジョウチェク”と言うらしい」

メリーは俺の言うとおり右手を左手首の腕輪に添えた。

「”ジョウチェク!!”」と言った、すると腕輪から銀色の細かいパウダーのような物が出てきてメリーの全身を包む、それが一瞬でフルプレートメイルになって装備状態になった。これは装備というよりも変身だな。

「うわあ、かっこ良いです。でも、変身する過程が一瞬すぎてよく分からなかったです」とスザンナ、

「メリー、武装を解除する時は同じポーズで”カイジョ”と言うらしい」と俺、

メリーはさきほどと同じポーズをすると、

「”カイジョ!!”」と言った、するとフルプレートメイルが銀色のキラキラした粉に変化し、腕輪に吸い込まれた。

「すげー、どういったテクノロジーだよ。まるで魔法のようだ」と俺、

魔法そのものだろう。

「メリー、もう一度変身してみてください」とスザンナ、

「”ジョウチェク!!”」とメリー、一瞬で変身する。

「すごいです。一瞬です」とスザンナ、

「メリーは戦闘の際、コンバットスーツをジョウチェクするタイムは僅か0.06秒にすぎない。では、ジョウチェクプロセスをもう一度見てみよう!」と俺、

「なんです、そのセリフ?」とスザンナ、

「俺の、心のヒーロー、遠い思い出だな。気にするな、ハハハ」


「ミチル、私のステータスに”アイテムの能力を解放しますか”って表示されているけど。何これ?」とメリー、

「えっ!」

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