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マーベリックとパンク

第50部分 マーベリックとパンク


「今日のレベルアップの目的は、マーベリックをドラゴンベインに、パンクをシノビに、それと新人ジーナのレベルアップだ。マーベリックのサポートはベン、パンクのサポートはレン、ジーナは俺がサポートする。アレックスもLV20間近だから遊撃で臨機応変によろしく。俺のパーティから、ベンとレンは外れて2人でパーティを組んでくれ、他の5人は俺のパーティに参加な」

パーティを解散して、ユリ、アレックス、マーベリック、パンク、ジーナの5人にパーティ招待を飛ばし、承認してもらう。スザンナは勉強中で留守番だ。

ミミンとルミナは石鹸店で働いている。あそこも手薄にはできない事情がある。ミミンにはなるべく大金は店に保管しないよう注意してきた。


「では始めるか、効率重視としよう、マーベリックのドライゴンベインから始めよう」

俺たちはレッサードラゴンを2匹弱らせ、2匹を重ねると、俺が槍でレッサードラゴンを固定した。

「よーし、やってやるぜ」とマーベリック、

「ユリ、マーベリックの刀にエンハンスウエポンの魔法を頼む」と俺、武器にエンハンスウエポンの魔法をかけると、武器の切れ味が鋭くなるのだ。

「行きます」とマーベリック、

”ドラゴンジャンプ””真空兜割”とスキル2連を使った必殺技だ。

本来飛べない鶏が高くジャンプするように高く舞い上がり、レッサードラゴンめがけて落下してきた、マーベリックの間合いに入る寸前に自ら半回転、2回目のスキルを起動して落下のエネルギーと回転のエネルギーの全てが刀身に集中する。

”ザクゥ、ゴン、ゴン”とドラゴンの首2本を同時に切り落とす。

「お見事!」とベンの声だ、

「ふうー、出来ました。ありがとうございます。」とマーベリック、

お前のその礼儀正しいところがイイ、

「マーベリック、ステータス開いてみろよ」と俺、

「はい”ステータスオープン”あっ来てます」とマーベリック、

「ドラゴンベインは最上級クラスだから、その問いに答えるのは最後になるだろうな」

「ハイ、では”OK”と」

「これで、マーベリックはドラゴンベインだ、おめでとう」

”目利き”でマーベリックを鑑定する。

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マーベリック ★ドラゴンベイン LV1

種族:ヒューム 男 15歳

 <アクティブ>

 真空兜割、ドラゴンジャンプ、ドラゴンダッシュ、

 ドラゴンスレイヤー光の剣

<パッシブ>

 回避上昇(大)、防御力上昇(大)、素早さ上昇(大)

 剛力(大)、二刀流(大)、スキルコンボ(3)、★聖剣を抜く権利(有効)

 クリティカル発生(小)、アイテムボックス

*装備

頭   ライトメタルの兜

手   竜革のグローブ 

胴体  ライトメタルの鎧

足   竜革のブーツ+靴底(エゾキングオオヤモリの足裏革)

武器1 オリハルコンの刀(不壊属性)

その他 ダマスカスのバタフライナイフ

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おっ、聖剣を抜く権利が”有効”になった。

スキル条件を満たしたようだな。

聖剣ってどこにあるのかな、知識が豊富な男爵に次に会った時に聞いてみよう。

「マーベリック、気づいたと思うが”有効”になったな」と俺、

「はい、でもどこにあるのでしょうね」とマーベリック

「まあ、探しておくよ」

聖剣のことは攻略ノートにも書かれていなかった。

そもそもマーベリックとルミナのことは攻略ノートに全く書かれていない。ジーナやミミン、パンクもだ。記載するのが面倒だったのか、それとも、先輩達の時空間では存在していない者達なのか不明だ。

まあ、成り行きで良いだろう。

その後、俺たちは、魔獣を何匹も狩り、パンクをアサシンにクラスアップさせ、ほぼ同時にシノビの脇差しを装備させて、シノビにクラスアップさせた。

パンクのステータスも確認しておく、レンのスキルと同じだな。

ユニークスキル持ちではないから特別な記載は無かった。

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パンク シノビLV1

種族:ヒューム 男 11歳

 <アクティブ>

 狙撃、ヒットアンドアウェイ、投げナイフ

 毒攻撃、魔法矢(中)、首刎ね(小)、色即是空

<パッシブ>

 状態異常無効、素早さ上昇(大)、回避上昇(大)、

 索敵、罠解除、先制攻撃(大)、二刀流(中)、

 スキルコンボ(2)、クリティカル発生(小) 

*装備

頭   竜革の帽子

手   竜革のグローブ 

胴体  竜革のジャケット

足   竜革のブーツ+靴底(エゾキングオオヤモリの足裏革)

武器1 ミスリルのショートサーベル

武器2 オリハルコンのショートボウ

その他 ダマスカスのバタフライナイフ、竜革のリュック

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「パンク、おめでとう、11歳でスカウター系の最上級職は世界最短だろうな、ハハハ」

「ミチル、ありがとうございます。おいら……」とパンク、涙があふれてきたようだ。

「パンク、マーベリックのパーティの安全はパンクが確保しろよ。索敵や、敵襲の検知は全部お前の責任となる。まあ、頑張ってくれ」と俺、

全員のレベルを確認する。

アレックスが次のクラスアップ条件のクエスト開始条件を満たした。ユリは大魔道士になるクエスト開始条件までもう少しだな。

なんか先が見えてきたぞ。

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アレックス チャンピオン  ★レベル20 

*拳聖へのクラスアップクエスト開始条件LV20


ユリ  魔道士 LV22 

*大魔道士へのクラスアップクエスト開始条件LV30

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「よし今日はここまでだ、冒険者ギルド経由で家に戻るぞ」と俺、

ユリにテレポートを頼む、

「俺たち、もう少し魔獣狩りしてから帰ります」とマーベリックとパンク、

「そうか、新しいスキル試したいもんな」”パーティ解除”をしておく。

「えへへ、分かりました?」とパンク、

「ではユリ、マーベリックとパンク以外のテレポートを頼む」と俺、

俺たちは、冒険者ギルドで素材を売り、家にもどってきた。

そして、これから俺はやることがある。

アレックスを拳聖にするクエストを進める必要があるのだ。

「アレックス、拳聖のクエストを始めるから、数日分の着替えの準備とそのオリハルコン系の装備は外して来てくれ、竜革の靴とか、グローブ、ジャケットくらいなら問題ない」

「ユリ、帝都の冒険者ギルドまでテレポート頼む」と俺、携帯端末の写真ライブラリで攻略ノートの内容を再確認した。”銘菓「蜂蜜落雁」を買って行くこと”と書いてあるな。店の場所を確認する。

おれとユリは帝都で、お菓子屋を探し”銘菓「蜂蜜落雁」”1箱で金貨1枚もする高級菓子を4箱買うと家に戻ってきた。

「ユリ、次はココだけど、ココに行って帰って来るまでどれくらいかかる?」

「この地図のこの街からそれほど離れてないので、10分ぐらいですね」とユリ、

そうか頼む、

「”テレ・フィールド”」と庭に出たユリがテレポートして消えた。

「アレックス、準備は大丈夫か」

「大丈夫です」

アレックは、普通の竜革のブーツ、竜革のグローブ、竜革のジャケットを装備して、背中にリュックを背負っている。

「少し前に話したが、拳聖ユパンは相当な手練れとのこと、手合わせするする時は、注意するように、それと俺たち冒険者の大先輩だから礼儀には注意してくれ」

「分かりました」

”ブゥン”と庭の方で音がした、ユリが戻ってきたようだ。

「ユリ、おかえり。それであの場所には何があった」と俺、

「険しい山奥に小さい家が一つ、その前でおばあさんが一人で畑を耕してました。他にはだれもいません」とユリ、

「そうか、そのおばあさんはユリがその家に近づいてきたことに気づいていたか?」

「多分、気づいてました。鍬を持ち上げて一瞬止まった気がします」

「その、おばあさんが拳聖ユパンなのかも知れないな、そのおばあさんと話をすれば分かることだ、攻略ノートにも記載があったが話のできる人らしい」

「分かりました、では行きますか」とユリ、

俺は自分の装備をアイテムボックスに入れ普通の服を着る。

そして、庭に出る。

「”テレ・フィールド”」とユリ、

拳聖ユパンらしい人物の家の前まで移動してきた。

どうやら彼女は俺たちを待ち構えていたようだ。

畑の脇の切り株に腰掛け、こちらをじっと見ていた。

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