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ストリートチルドレン

第45部分 ストリートチルドレン


いつものように、水源の森でレベルアップを行い、スザンナはマイスター、ルミナはバルキリーにクラスアップできた。

スザンナは踊り出すのではないかと言うくらい喜んでいる。

マーベリックはLV20になった時点で転職可能な職業に”竜騎士”が表示された。

竜騎士の条件はやはり、生きたドラゴンに乗る。騎士か剣士でLV20以上。と言うのが竜騎士のジョブを得る条件なのだろう。

ベンと相談してマーベリックはしばらくは竜騎士のままで育てることにした。

技や経験などもう少し積んだ方が良い、との判断だ。

バルキリーは血統スキルの上級職だけあって。強力なジョブだ。

中衛、後衛でかなり活躍できると見た。


ジョブ神殿の窓口でマーベリックのジョブを竜騎士に変更し、窓口に手数料を金貨1枚支払った。

「マーベリックおめでとう、もう一人前の冒険者だな」と俺、

「ベンに比べると俺なんてまだまだです。もっと強くならないと」とマーベリック、

そう言う言葉が聞きたかったんだよ。

「いやいや、ベンは別格だ」と俺、

「実は相談なんだが、マーベリックとルミナはミミン石鹸店の屋敷に移ってほしい、あそこには女性が3人で暮らしているだけで、結構金もあるんだ。こないだあの屋敷の前でおかしな男を見たと近所のご婦人から忠告を受けてもいる。頼めるか?」と俺、

「ああ、問題ない、ルミナと母さんがなんとなくギクシャクしているから丁度いいよ」とマーベリック、

おっと、もう"嫁 VS 姑"問題が起きているのか。

マーベリックも大変だなあ。

「そうか、では頼む。それと、俺がレベルアップを助けるのはここまでだ。あとは自分の裁量でやってくれ、勘違いしてもらいたくないが、放り出す訳では無い、これはなんと言えば良いのかな、さらなる成長の為に独立して生きてもらいたいんだ。そして、そこから色んな事を学んでもらいたいんだ、わかるか?」と俺、

この世界では15歳で成人らしい、マーベリックはもう14歳だ。自分一人でも生きていけることを証明してもらいたい。

「ああ、分かる、ミチルには本当に感謝している。あのまま炭鉱で奴隷をしていたら、俺もルミナも死んでいただろう。それに、ここまで冒険者として強くしてもらえるとは思ってもいなかった本当に感謝している」とマーベリック、

「なにか困ったことがあれば、すぐに俺やアレックスに言ってくれ、家は近いんだからな。それとこれを渡しておく、アイテムボックスにしまっておけ、無駄使いすんなよ」と言いながら、金貨の入った金袋を手渡した。

マーベリックは両手で受け取ると、俺に深々と頭を下げた。

俺は、マーベリックの肩に手を当てると、

「ルミナやお母さんを大切にな、男は色々背負うもんだからさ、大変だよな」と俺、

「ミチル、ありがとう」マーベリックが手を差し出してきたので、がっちりと握手をした。

こいつはいい男だなあ、と改めて感心した。


ジョブ神殿を出ると、喧嘩しているような怒鳴り声が聞こえてきた。

「このガキい、邪魔なんだよ」と酒に酔った薄汚い冒険者風の男がストリートチルドレンの少年をぶん殴っているのが見えた。

あの少年はこの辺りで何回か見たことがある少年だ、冒険者の馬車から魔獣を窓口に運ぶのを手伝ったり、掃除をして小遣いを貰っているけっこう真面目な少年だ。

あれはまずいな、止めなければ少年が死んでしまう。と思った瞬間、隣にいたマーベリックが猛ダッシュすると、その男の右腕をがっちり掴んだ。

「なんだ、ガキじゃねえか、てめえもぶん殴られたいか」と酔った男、マーベリックに殴りかかった。すると、マーベリックはがっちり掴んだ右腕を離さずそのまま片手でぶん投げた。男が地面にゴロゴロっと転がった。

「ヒエー」と言いながら、男は走って逃げていく。ありゃ雑魚だな。

マーベリックは上手なもんだ、あそこで殴ったりすると相手を殺しかねない、適当にぶん投げて逃がしてやったな。あの雑魚も懲りたろう。

「大丈夫か?」と少年に声をかけた。鼻から血を出して、ぐったりしている。これはやばい。

「”マルチリペア”」少年の体に表示された、赤丸の箇所を全て治療した。

ルミナも走りよってきた。

「ルミナ、アドバンスドヒールの魔法をかけてくれ」と俺、

「”アドバンスド・ヒール”」とルミナ、バルキリーになって覚えたばかりの魔法を詠唱した。すると少年の目がようやく目をさました。

「”アイテムボックスオープン”」と俺、ポーションの瓶を取り出すと、少年の口にポーションを入れてやった。

ゴクゴクとのんでいる。もう大丈夫だな。

汚れている服がさらにボロボロだ。”クリーニング”スキルで綺麗にしておく。

”目利き”で少年を鑑定して見る。

普通の少年だな。でも、転職可能なジョブに狩人とスカウターが表示されている。

こいつ、見込みはありそうだが、うーん、どうしようか。

まあ成るようになるだろう。

「おい少年、おまえ冒険者になる気はあるか?」と俺、

「おいら、冒険者になるのが夢なんだ」と少年、

「よし分かった、じゃあ早速、ジョブ神殿に行こう」俺は少年をさっき出てきたばかりのジョブ神殿で、少年の職業を”無職”から”スカウター”に変更した。

そして、さらに冒険者ギルドで冒険者に登録してやった。

「これでお前はもう冒険者だ、あとはこのお兄ちゃんが面倒をみてくれるらしい、立派な冒険者になるんだぞガンバレ」と俺、マーベリックの目を見ると、笑っていた。

「仲間はなあ、こうやって作るもんだ。だから増えすぎて困る」

「分かりました、僕がこの子を預かります」とマーベリック、

「1つのパーティにスカウターはかならず1名必要だ、ギルドで訓練してもらうと良いだろう」

「そうします」とマーベリック、


”目利き”スキルでクラスアップした3人を鑑定しておく。

スザンナの新しい3つのスキルが気になる。アイテム作成(大)、アイテム魔改造、レアドロップ増、だ。

いったい、いま以上に何が作れるように成ったのだろう。これは研究する必要があるな。

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スザンナ ★マイスター LV1

種族:ドワーフ族 女 15歳

 <アクティブ>

 ★アイテム作成(大)、アイテム鑑定(大)、アイテム修理、

 スキルカード結合、★なぎ倒し(大)、★アイテム魔改造

<パッシブ>

 ★剛力(大)、★防御力上昇(大)、★エンハンスウェポン(大)、

 ★エンハンスアーマー(大)、アイテムボックス、★レアドロップ増

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マーベリック ★竜騎士 LV1

種族:ヒューム 男 14歳

<アクティブ>

 真空兜割、ドラゴンジャンプ

<パッシブ>

 剛力(中)、回避上昇(中)、防御力上昇(中)、素早さ上昇(中)

 二刀流(中)、スキルコンボ(2)、アイテムボックス、聖剣を抜く権利(無効)

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ルミナ ★バルキリー LV1

種族:ヒューム 女 13歳

<アクティブ>

 三段突き、狙撃、★ホーリーランス、★魔法矢(中)

 ★回復魔法(中)「ヒール、アドバンスドヒール」

<パッシブ>

 ★剛力(中)、★回避上昇(中)、★防御力上昇(大)、

 ★素早さ上昇(中)、★状態異常耐性(中)

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