恋人同士と母の装備
第37部分 恋人同士と母の装備
「ミチル、あの二人デキテルニャーよ」とレン、分かりきったことを俺に言ってきた。
マーベリックとルミナのことだ。
「そんなの見れば分かる」
朝一でベンが、2人に剣術と槍の訓練をすると、マーベリックは剣士に転職可能となった。
それから、奴隷商人のところで奴隷解放を行い、ジョブ神殿で転職させ、さらに冒険者ギルドへ登録、アレックスはギルドカード更新を行ってきた。
鍛冶師のスザンナが装備を作る素材と、物置を居住部屋に改装するのに必要な木材、3人の服、雑貨、ベッドなどの家具を購入し、馬車に積んで運んできた。
スザンナが2人の装備を作成したので、装備しているところだ。
2人はなにかとイチャつく。どちらかと言うとルミナがマーベリックに抱きついたりすることが多い。
「マー兄、とても似合ってます。格好いいです」とルミナ、
「ルミナの頭巾は可愛いな」とマーベリック、
なんかムカつきますなあ。うらやましくなんか無いんだからね!!
「ほら、2人ともみんな待ってんだよ、早くしな!」と言ったのはアレックスだ、
奴隷を解放した時、3人には”仲間になったからにはお互い全員呼び捨てな”と言う決まりの話はしてある。
「わかった急ぐよ、母さん」とマーベリック、
「お母様、すみません」ルミナはアレックスのことを何故かお母様と呼んでいるみたいだ。既に、マーベリックの嫁になったのかもしれない。
「よーし3人共、装備はバッチリだな。いくつか中古使い回しもあるが十分だろう」
アレックスの装備はかなり特殊な感じだ。丸盾だけを装備しているが、基本的には拳で殴ったり、足で蹴ったりするのだろう。全身青いスーツで、盾に★のマークだと良いのかも知れない。近くに”アイアン・ガイ”がいないことを確認した。
”目利き”3人を鑑定してみる。なかなかのモンだな。
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アレックス 格闘家 LV18
種族:アマゾネス種 女 29歳
<アクティブ>
アイアンパンチ、アイアンキック
<パッシブ>
体力上昇(小)、回避上昇(小)素早さ上昇(小)、
防御力上昇(小)、素早さ上昇(小)、状態異常耐性(小)
剛力(小)、スキルコンボ(2)
*装備
頭 聖銀のニット風帽子
手 格闘家用オリハルコンと竜革のナックルガード付グローブ
胴体 格闘家用オリハルコンのフルメタルジャケット
足 格闘家用オリハルコンと竜革のプレート付ロングブーツ
(エゾキングオオヤモリの足裏革)
盾 オリハルコンの円盾
その他 アマゾネスのイヤリング、ダマスカスのバタフライナイフ
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マーベリック 剣士 LV1
種族:ヒューム 男 14歳
<アクティブ>
兜割(小)、なぎ倒し(小)、受け流し(小)
<パッシブ>
剛力(小)、回避上昇(小)、防御力上昇(小)
エンハンスウェポン(小)、アイテムボックス、聖剣を抜く権利(無効)
*装備
頭 ライトメタルの兜
手 竜革のグローブ
胴体 ライトメタルの鎧
足 竜革のブーツ+靴底(エゾキングオオヤモリの足裏革)
武器1 ミスリルの刀
その他 ダマスカスのバタフライナイフ
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ルミナ ワルキューレ LV1
種族:ヒューム 女 13歳
<アクティブ>
三段突き、狙撃、
回復魔法(小)「ヒール」
<パッシブ>
剛力(小)、素早さ上昇(小)、回避上昇(小)、
防御力上昇(中)、状態異常耐性(小)
*装備
頭 竜革の頭巾
手 竜革のグローブ
胴体 ライトメタルの鎧
足 竜革のロングブーツ+靴底(エゾキングオオヤモリの足裏革)
武器1 ミスリルの槍
武器2 ミスリルのショートボウ
その他 ダマスカスのバタフライナイフ、竜革のリュック
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3人とも戦闘職だけあって、スキルが戦闘に特化しているな。
マーベリックは、剣士になってアイテムボックスが使えるようになった。
ブロードソードや両手剣では重すぎるから、レンの脇差を参考にスザンナに刀を作ってもらった。長さや重さなんかも丁度良い感じで良かった。
ルミナは弓が使えて、回復魔法「ヒール」も使えるのか、地味に便利なジョブだな。
竜革の頭巾がよく似合っている。
盾を装備させようとしたら、装備出来なかった、そのようなジョブもあるのだろう。
弓はレンに訓練してもらうと良いな。
スザンナが頼んでもいないのに”ダマスカスのバタフライナイフ”を全員に配布していることは無視する。
「アレックス、格闘家の上級職はなにかあるのか?」と俺、
「格闘家LV20で”チャンピオン”にクラスアップできるみたいだ」とアレックス、
「なるほど、それは楽しみだ、あともう少しでLV20だもんな」
「マーベリックは剣士で少しレベルアップしてから、竜騎士に転職しても良いよな」
「たしかに、その方が簡単に強くなれるな」とベン、
ベンも俺と同じ考えらしい。
「ワルキューレって、LVいくつになると、バルキリーになれるんだ?」
「たしか、LV20でクラスアップできるはずです」とスザンナ、
「今日のレベルアップなんだが、メンバーは再考して以下にした。明日はまた変えるからな。ベンはマーベリックの指導、レンはルミナの指導を頼む」と俺、
ユリの魔道士、アレックスのチャンピオンへのクラスアップが近い、楽しみだ。
①ミチル ジャンクヒーローLV20 中衛
②ユリ 魔法使いLV22 後衛
③ベン ドラゴンベインLV10 前衛(マーベリックの指導)
④マーベリック 剣士LV1 前衛
⑤アレックス 格闘家 LV18 前衛
⑥ルミナ ワルキューレ LV1 中・後衛
「パーティ外」 レン シノビLV14 遊撃(ルミナの指導)
パーティは6人が上限だ。レンが「パーティ外」枠なので可愛そうだが、彼女はもう十分強いから大丈夫だろう。
「留守番するスザンナ、ミミンの生産職ペアには、物置の2部屋を居住部屋へに改装する作業をお願いする」
「一度決めた部屋割りだったが、その後、レンとミミンから意見をもらい部屋割りを変更した。物置の改装後の広い部屋には、仲の良いレンとミミンの猫耳種ペアに住んでもらうとこにした。そして、空いた個室にマーベリック、別の部屋にルミナ、もう一つは予備の部屋だ。
それでよろしく頼む。男のマーベリックが2Fに住むから、女達は裸で廊下に出歩かないように注意だぞ。特にベン、レンの裸族は注意しろ!」
俺も正直この方が助かる、男の2人部屋というのも気を遣うからな。
「それでは移動する」
水源の森、湧き水が流れる川の近く、レッサードラゴンとかしかいないポイントだ。
ここはもう俺たちの狩り場のようになっている。
「レン、索敵を頼む、簡単なやつな」と俺、
延々と続く、レベルアップ作業の日々が始まった。




