猫耳族のミミン
第29部分 猫耳族のミミン
男爵邸からの帰り、俺の家の前で挙動不審な猫耳族の少女を見つけた、真っ白い猫耳もアリだな、と思ったが、何してるんだ?家の中が気になるらしい。
話しかけることにする。
「ねえ、君なにかこの家に用?」
「わ、わたし、ミミンといいましニャン、レンちゃんに合いに、そのニャンです」
ああ、この子がミミンか、
「ミミンちゃん、君のことはレンから聞いてます。漁村ガロンでレンは君に合いにいったんだけどいなかったんだ、待ってて」
家の中に入り、寝ているレンを起こすと、
「あっ、ミミンちゃんの気配だニャ」とレン、
「外に、ミミンちゃん来てるから中に入れて、話でもしたら?」
「わ、を行くニャン」とレン、1Fに駆け下り、玄関を飛び出して”ニャアニャア”言うと、2人で中に入ってきた。レンはリビングにミミンを入れたあと、自分の部屋に入れて”ニャアニャア”なんか話し込んでいるようだ。まあ良いだろ、特に悪い子には見えなかったし。働いている普通の女の子に見えた。
ミミンちゃんは暗くなる前に帰っていった。
「レン、ミミンちゃんに会えて良かったな」と俺、
「うん、そうなんだけどニャ、ミミンちゃん達、漁村ガロンに帰るみたいなんだニャ」
ふーん、街に出てきてもあまり良いことなかったか、よく聞く話だ。
「でね、ミチル、ミミンちゃんこの家にしばらく住んじゃだめかニャ」とレン、
「ウーン」どうしようか?
「私の部屋でいいからニャア」
「分かった、俺は特に問題ない、ただ働いてもらうぞ、馬の世話とか掃除ぐらいなら出来るだろう。部屋もあの部屋に2人は無理だ、1部屋与えよう」
「問題ないニャ」とレン、
「あと、ベン、スザンナ、ユリにも了解を取ってくれ」と俺、この家はみんなの物だ、
「分かったニャン」
まあ良いだろう、白い猫耳もさわさわできそうだ。ムフフフ。
2、3日後、ミミンちゃんがバッグ1つ持って、この家にやってきた。
「ミミン、よろしくな」と俺、みんなにも挨拶した。
「悪いが、ここに住む以上、ミミンには働いてもらう。そして、俺たちの仲間はお互い年齢に関係なく、全員呼び捨てだ、ベン、スザンナ、ユリ、レンだ、これがルールだ」
「分かりましたニャンです」と頭を下げた、白い猫耳が上下する。猫耳は”イイ”
”目利き”スキルで彼女を鑑定した。
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ミミン 農民LV5
種族:猫耳族 女 15歳
HP:99/100
MP:1/1
転職可能な職業:”薬草調合士”
スキル:-
装備
胴体:青いワンピース
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「薬草調合士かあ」と俺、
「はい?、昔、母が薬草を調合してましたニャ」とミミン
「ジョブは変更しないのか?」
「薬草とかよく分かりませんニャ」とミミン
「そうか」
でもやってみる価値はある。
「レン、ミミンには薬草調合士になってもらおう」と俺、
「ミミン、いいか?」
「はい、やってみますニャ」ミミンが答えた、”やります”じゃないのが少し気になったが自信がないのかな。
「レン、お金を渡すから、彼女をジョブ神殿で、薬草調合士にして、冒険者ギルドでギルド会員に登録してきてくれ、あとギルドで薬草調合士の訓練への申し込みもよろしくな」と俺、
「わたしもついて行きます」とスザンナ、おお助かる。
「じゃあ、食材も買ってきてくれ、今日はミミンの歓迎会をやろう」と俺、
レンにお金を渡すと、3人で家から出て行った。
「薬草調合士ねえ」戦闘向きではないが、なんらかの可能性は有るだろう。




