初めてのクエスト
第28部分 初めてのクエスト
「レベルアップも兼ねて、冒険者ギルドのクエストをやるか」
「そうですね、良いかも知れません」とスザンナ、
「ヤロウ」とベン、
「じゃあ、このジゴクグモの糸3つで金貨10枚ってのに挑戦するか?特に期限もないし、失敗してもリスクがなさそうだ」
冒険者ギルドの受付で聞いてみることにした。
「すいません、ジゴクグモの糸3つのクエストをやりたいんですけど」
「はい、大丈夫ですよ。ギルドカードの提示をお願いします」
カードを見せた。
「はい、では大丈夫ですね。ジゴクグモは水源の森、東の枯れ木の多いところでのみ見られるようです。希に毒攻撃をしてきますので、毒消しを持っていってくださいね。炎に弱い弱点があります」
なるほど、
「そいつを倒す、そして、糸を3つ持ち帰るんだな、了解だ。ちなみに何匹狩っても大丈夫だよな?」
「はい、大丈夫です。6個ですと金貨20枚、9個ですと30枚です」
「よし」と俺、
冒険者ギルドで念のため、毒消しを10個買っておく、
「じゃあ行こう」
「東側ってなにもないところだよな、あんな所にクモなんかいたっけ?」
「よく探してないからだろ、とりあえず行ってみよう」とベン、
いつも狩りをしている所から20分ほど歩くと、枯れ木の多いところに出た。
「ここのようだな、レン、索敵を頼む」
「右斜め前方に3匹いるニャ」
「わたしと、スザンナが先行する。レンはすこし遠目からな。ミチルとユリは後ろから、ユリは1発目ファイヤートルネードで2発目からはファイヤーボールで」
ベンの指示だ。
「あ、いた、あれじゃない」ああ、あれかそこそこデカいクモだな。
ベンが、拳を上に突き出した。レンを見たら、木の上で同じ合図をした。
「ユリ、やって」とベン、
「”ファイヤートルネード”」ユリが2匹固まっているところに全体魔法攻撃を行った。
後ろ上からはレンが魔法矢を3本ほど放ったようだ。次々に当たった。
「まて、ウォーターボールにしてくれ、素材が回収できないとこまる」と俺、ユリを見た。
分かったようだ。
まだ生きているみたいだ、こいつは弱いな余裕だ。
ベンと、スザンナがクモのところまで走った。俺も後を追う。
ベンとスザンナがとどめを刺したのが見えた。
「なんだ弱いな、こいつら」と俺、
「魔獣は攻撃する余地がなかったのかも、よくわかりません」とスザンナ、
たしかにそうだ。
「”魔獣解体”」スキルで、クモを解体した。糸と虫の肉、虫の爪がそれぞれ3つ出てきた。これで金貨10枚か、楽じゃね。
「よーし、レンどんどんやろう」
「左の方に2匹ニャン」
「よし同じ作戦で」とベン
「まあ、待て少し戦おう魔法は無しで」と俺、
「そうだな、分かったフフフ」とベン、ベンもつまらなかったみたいだ。
2匹が前方に現れた、魔獣も俺たちに気づいて、警戒している。
「糸とか、毒とか注意しろよ」と俺、
そう言ったとこに”ビュー”糸が飛んできた。糸というかベタベタした唾液のようなもんだ。
ベンが剣を鞘にしまうと「”ドラゴンスレーヤ光の剣”」スキルを使った。
ああ、あいつ自分の剣を汚したくないみたいだ。光の剣を手に、走っていく。
スザンナはその後だ。俺も詰める。
ベンとスザンナは攻撃を回避しながら、足と顔にダメージを与えていた。
「ユリ、隙をついてスザンナのよこから足を攻撃しろ」ユリが移動した、
おれは槍で、ユリを援護することにした。
足の付け根と、後ろの丸い部分はどちらがダメージが高いのかな?とか考えながら、丸い部分に槍を深く突き刺した。
「”ギギギギ”」と鳴くと、こちらを見た。爪をユリに振り下ろす、ユリが盾で弾き、カウンターでその爪をショートソードで切り落とした。
おお、ユリもやるじゃないか。
魔獣のその隙をスザンナは見逃さなかった。
大きく振りかぶった斧が、クモの顔面を切り裂く。
「”ギグー”」と鳴きながらクモは絶命した。
もう一匹、ベンと戦っているクモは、もう息が完全に上がっている状態で、動きが遅くなっていた。
ベンが、浅く何度も切り裂きかなりのダメージを与えている。ベンのやつ何かの練習をしてるのか?
スザンナが加勢しようと移動するとこを、俺が手で制した。
「ここは、見ていよう」と俺、
すると、ベンが「”ドラゴンジャンプ”」とスキルを起動、斜め後ろに飛ぶと同時に、光の剣をクモめがけてぶん投げた。光の剣が”ブゥンブゥンブゥン”と音を出しながらクルクル回り飛んでゆく、なんか子供のころああいう花火あったなと思っていると、クモにその光の輪が当たり、顔からお尻まで綺麗に真っ二つにした。
「おお、なかなか綺麗だ」と俺の口から声が出た。
「ベン、かっこいいです」
「ベン余裕ニャンね。私も矢を放つの止めたニャンよ」とレン、
「レン、この敵は俺たちの戦闘練習に向いているな、矢は2本ていどにしてくれ」と俺、
ベンが戻ってきた。
「ベン、この敵は戦闘の練習に良い、それに気づいたんだろ」と俺、
「うん、少しみんなで戦闘練習をしよう、ユリの為にもなるしな」とベン、やはり実戦で経験を積まないと剣術は強くなれないよな。
俺たちはそれから、レンがその周辺でクモを索敵できなくなるまで狩りまくった。
「もう、いいだろ、少し早いが上がろう」と俺、クモが絶滅しちゃうかも、
家に帰る途中、ギルドで換金すると金貨100枚になった。ということは30匹か。
これは良い稼ぎになる。と思ったら、糸の十分な在庫を確保できたのかクエストはなくなったみたいだ。
帰り道にみんなのステータスを確認した、順調だな。レベルは上がってきている。
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①ミチル・タサキ ジャンクヒーローLV13
種族:ヒューム 男 20歳
*スキル
<アクティブ>
マルチリペア、目利き、クリーニング
エコロジーリサイクル、永久機関、魔獣解体
<パッシブ>
節約レベルアップ(大)、省エネ(中)、コレクターボックス
*装備
頭 聖銀の帽子
手 竜革のグローブ
胴体 聖銀の鎖かたびら
足 竜革のブーツ+靴底(エゾキングオオヤモリの足裏革)
盾 オリハルコンの小盾
武器1 オリハルコンの槍
武器2 オリハルコンのショートソード
その他 ダマスカスのバタフライナイフ、予備:槍数本
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②レン シノビLV8
種族:猫耳族 女 16歳
*スキル
<アクティブ>
狙撃、ヒットアンドアウェイ、投げナイフ
毒攻撃、魔法矢(中)、首刎ね(小)、色即是空
<パッシブ>
状態異常無効、素早さ上昇(大)、回避上昇(大)、
索敵、罠解除、先制攻撃(大)、二刀流(中)、
スキルコンボ(2)、クリティカル発生(小)
*装備
頭 聖銀の帽子
手 竜革のグローブ
胴体 聖銀のジャケット
足 竜革のブーツ+靴底(エゾキングオオヤモリの足裏革)
武器1 オリハルコンの脇差
武器2 オリハルコンのクナイ
武器3 オリハルコンのショートボウ
その他 投げナイフ、ダマスカスのバタフライナイフ
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③ベンジャミン・マクギルス ドラゴンベインLV6
種族:エルフ族 女 30歳
*スキル
<アクティブ>
真空兜割、ドラゴンジャンプ、ドラゴンダッシュ、
ドラゴンスレイヤー光の剣
<パッシブ>
回避上昇(大)、防御力上昇(大)、素早さ上昇(大)
剛力(大)、二刀流(大)、スキルコンボ(3)、
クリティカル発生(小)
*装備
頭 オリハルコンの兜
手 オリハルコンの小手
胴体 オリハルコンの鎧
足 竜革のロングブーツ+靴底(エゾキングオオヤモリの足裏革)
武器1 オリハルコンのロングソード
武器2 オリハルコンの両手剣(背中)
武器3 ダマスカスのバタフライナイフ
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④スザンナ 鍛冶師LV19
種族:ドワーフ族 女 15歳
*スキル
<アクティブ>
アイテム作成(中)、アイテム鑑定(大)、アイテム修理、
スキルカード結合、なぎ倒し(中)
<パッシブ>
剛力(中)、防御力上昇(中)、エンハンスウェポン(中)、
エンハンスアーマー(中)、アイテムボックス
*装備
頭 オリハルコンの兜
手 オリハルコンのガントレット
胴体 オリハルコンの重鎧
足 竜革のロングブーツ+靴底(エゾキングオオヤモリの足裏革)
武器1 オリハルコンの大斧
武器2 ダマスカスのバタフライナイフ
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⑤ユリ・ヒカゲ 魔法使いLV16
種族:ヒューム 女 10歳
*スキル
<アクティブ>
攻撃魔法(小)
「ファイヤーボール、ファイヤートルネード、ウォーターボール、ウォーターシールド、エンハンスウエポン」
回復魔法(小)
「ヒール」
ゴーレム作成(小)
「ゴーレムクリエイト、スピリットクリエイト、スピリットムーブ」
時空間魔法(無効)
<パッシブ>
知力上昇(小)、回避上昇(小)、MP回復(小)、ゴーレム従魔(小)
*装備
頭 聖銀の魔法使い帽子
手 竜革のグローブ
胴体 聖銀の魔法使いローブ
足 竜革のブーツ+靴底(エゾキングオオヤモリの足裏革)
盾 ライトメタルの盾
武器1 オリハルコンの魔法杖
武器2 ミスリルのショートソード
その他 ダマスカスのバタフライナイフ、竜革のバッグ
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