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異世界でマイホームGETだぜ

第24部分  異世界でマイホームGETだぜ


「ミチル殿、おはようございます」 クーランラ嬢なんかよそよそしいな。

まあ、女のことはよく分からん。


「クーランラ嬢、おはようございます」と俺、

昨夜のことで、なんか目を合わせられない感じある。


「入り口で不動産屋のビルさんがお待ちです」とクーランラ嬢、

「初めまして、不動産屋のビルです。よろしくお願いします」

「ビルさん、よろしくお願いします。冒険者のミチルと言います」

「ではさっそく、見て参りましょう全てここの周辺ですのでたいした距離はございません」

「よろしくたのみます」と俺、


「クーランラ嬢、後は僕らで見ますので、お屋敷でお待ちください」と俺、

「そうですか、分かりました」ではお待ちしております。


「ミチル殿、予算は金貨2500~3500枚と伺いましたが、よろしいでしょうか?」


「そうです。普段は6人で最大8人くらいが住めるぐらいの最低限の家がよいですね。できれば物置と言うか、工房のような物を作れる場所があると良いです。あと風呂があれば良いですね。なければ風呂桶が置けるスペースがあれば助かります。」


「ほう、8人、工房、風呂ですね。ですと、1件ぐらいしか心あたりがありません。まずはそちらから見ましょうか、あと工房が作れない所で風呂が有るところが1件です。

はじめのお家が金貨3200枚、次の所が金貨2600枚です。お勧めは金貨3200枚ですね。先月まで住んでいた人がおりましたし、修繕などの手間や家具もある程度そろっております」

「ではその金貨3200枚のところからお願いします」と俺、なかなか良さそうな感じだ、あまりこだわりも無いので、よければ、すぐに決めたいものだ。


しばらく歩く、

「あちらの白い壁で茶色の屋根のお家でございます」とビルさん。

ほうあれか、まあ8人住むとなると、あれくらいの大きさになるか。

”ガチャ”と門を開けると、薪などを入れる物置、小さな厩舎と10m×20mくらいの庭があった。馬車を2台ぐらい置けるスペースはある。

玄関から家に入った。キッチン、トイレ、風呂場、リビング、作業スペースのような場所、ベッドルームが1階にあった。

2階は小さな6畳ほどの部屋が廊下を挟んで6部屋、それと物置が2つあった。各部屋に机、クローゼットが有る。ベッドは有るがマットレスは無かった。

風呂場に風呂桶が無かったな。作業スペースにテーブルと椅子がほしいな。

必要最低限な所が良い。

これで金貨3200枚なのか、2600枚の所は見るまでも無い感じがしてきた。


「みんな、この家どう思う。俺は良いと思う」と俺、みんなの意見を聞いて見る。

「問題ないな、ここで良いんじゃないか?井戸も庭にあるし便利だな」とベン、

「鍛冶師の工房を作れるスペースがあります。この家がとても気に入りました」とスザンナ、

「お兄ちゃんがよければ、問題ないです。部屋で一人で寝るのが心細いかな」とユリ、

「ミチル、ここイイにゃ、静かに眠れそうだニャハハ」とレン、お前は寝過ぎだ。


「ビルさん、この家が気に入りました。ぼくらの要望通りです。ビルさんは家具やベッドの手配とかも可能でしょうか?工房の作業テーブルと椅子、リビングのテーブル、ソファー、風呂桶、各部屋のマットレスなどそろえたいのですが」と俺、

「もちろん可能です。家具などは中古で程度の良い物、風呂桶とマットレスは新品になりますね。だいたい金貨80枚ぐらいでしょうか」とベンさん

「ではさっそく契約しましょう」と、俺。

「では私どもの事務所が近くにありますのでそちらでお願いします。」とビルさん、

事務所に移動した。こじんまりとした事務所兼住居のようだ。


「こちらにお入りください」とビルさん。

「お支払いは現金でしょうか?」

「ああすまんが現金だ、どうする数えるのか?」と俺、

「いえ、計算する機械を持っております」とビル、

「ではまず、契約書をご確認ください」とビル、

契約書をベンに見せ、内容を確認したもらった。

「ミチル、特に問題になるような点は無いな」とベン、

「では契約する。この契約だが、俺たちの共同の資産としたい。4人の名義にできるか?」

「はい、大丈夫です。冒険者のパーティさまですと、そのように契約する方も多いです。こちらに全員のお名前を記載ください。」とビル、

ユリは子供なので、俺たち4人全員で名前を記載した。

「では面倒ですが、二通作成しますのでこちらにも記載ください」とビル、俺たちは同様に記載した。


「では、お支払いは家具の手配をしますと、金貨3280枚となります。家の清掃と、井戸の清掃はどうされますか?」とビル、なんか面倒そうだな。

「それは幾らかな?」と俺、値段次第だな。

「金貨5枚ですね。家が3枚、井戸が2枚です」とビル、

なるほど結構大変だよな。

「じゃそれも頼む、金貨3285枚だな」と俺、

「そうなります」とビル、

俺は金貨を出して、秤のような金貨を数える機械で3200枚を数え、手で85枚を数え渡した。

「たしかに受け取りました」

ビルは契約書2枚にそれぞれサインをし、1枚を俺に渡した。

「これで契約完了です。いま昼ですのでこれから準備して、明日の夕方にはお渡しできます。よろしいでしょうか?」

「問題ないです。よろしくお願いします。」と俺、

「では明日の夕方にこちらの事務所まで来てください、鍵をお渡しします。」



フー終わった。

「では失礼する。」と俺、

みんなで男爵の屋敷に帰る。

「すごいです、あんな立派な家を買うなんて」とスザンナ、

「まあ、先輩から資金をもらったからな、楽ができたな」ほとんど先輩にもらった金だ。


「自分達の家でゆっくりできるな。庭もあるから剣術の練習もできるし」と、ベン

「馬車どうする?売ろうか、馬の世話も大変だ、邪魔になるかも」と俺、

「留守にすることも考えると、馬がかわいそうかも」とスザンナ、

「馬車はユリがテレフィールドの魔法を使えるようになるまで持っていた方がよいかもな」とベン、

たしかにそうだ、移動の手段がなくなる。

「それもそうだ、面倒だがみんなで交代で馬の面倒はみよう」と俺、



男爵の屋敷についた。玄関でクーランラ嬢を呼び出してもらう。

「あらもう、終わったのですか?」とクーランラ嬢、

「はい、良い家を買うことが出来ました。ありがとうございました」と俺、

「今回もお早いこと、フフフ」とクーランラ嬢、なんかトゲあるな。

「クーランラ嬢、さっそくですが、倉庫を見せていただけないでしょうか?」

「そうですね。こちらです。ついてきてください」クーランラ嬢が案内する。屋敷の奥の方だな。

「こちらです」”ガッチャ”とドアを開けて見せてくれた。



樽や木箱に入った、折れた剣がゴチャゴチャと沢山ある。想定以上の量だ。

スザンナを見たら、うれしいのか喜びをかみ殺しているような微妙な顔をしている。

「これはずいぶんため込みましたね、大変そうだ」と俺、

見た感じ、剣はオリハルコンが10数本、ミスリルが20~30、その他が50本くらいだろう。その他防具の残骸などよく分からない物もある。

「ミチル殿、そうなんです。これを全部綺麗にしていただきたいのですが」とクーランラ嬢、

「分かりました、こちらの部屋全て空にします。私とスザンナはボックス持ちですので、全部格納して部屋を空にします。ホコリも立ちますので、この部屋のそとでしばらくお待ちください。」

「そうですね、分かりました。リビングで待っております。」と言うと部屋から出ていった。


「じゃさっそく始めよう」と俺、面倒なので、箱ごと樽ごとに、”エコロジーリサイクル”のスキルでインゴッドにし、片っ端からアイテムボックスにしまいこんだ。

全部でインゴットがオリハルコン20個、聖銀が20個、ミスリルが50本、鋼とか鉄、ダマスカスなどが50本くらいだ。これは大漁だ。

最後に部屋全体をクリーニングできれいにした。MPを結構使ったように感じる。

「完了だな」と俺、

「早々にこの屋敷から撤収し、こないだの宿に行くぞ」と俺、みんなにも言っておいた。



部屋を出ると、リビングで待っていたクーランラ嬢に声をかけた。

「クーランラ嬢、完了しました。へやも綺麗にしておきましたのでご確認ください。

我々は用事がありますので、これで失礼します。

男爵にオリハルコンの両手剣1本はお渡しできそうです。

とお伝えください。」と俺、

「分かりました、伝えておきます。可能でしたら、私にもオリハルコンの魔法の杖を作成いただけないでしょうか?」とクーランラ嬢、

まあ良いか。

「うーん、分かりました、ではお持ちいたしましょう」と俺、

本当は楽勝だが、俺たちも商売だからな。

「では失礼します」屋敷の玄関を出、馬車を準備してすぐに屋敷から出た。


ふーなんか疲れたわ。

ハウザーの宿屋に到着し、受付で支配人にあすの夕方まで滞在したいと言うと、先日泊まった部屋で、金貨4枚でよいとのこと、その額を支払った。

もう一度馬車に戻り、厩舎に馬を預けた。ついでに厩舎の馬を世話する係から、馬の餌はどこで買うのか聞いておく。よし覚えた。

これからは馬なんかも自分達で面倒を見る必要があるのだ。

俺たち、ご飯とかの自炊は大丈夫なのだろうか、女子力の低いやつばかりで、料理が得意なやつがいない。

今までは、俺が料理を全部作り、あいつらは塩っぱいだの、甘いだの言うだけだった。

こりゃ、面倒が増えそうだ。トホホ



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