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クーランラ嬢と首輪の罠

第13部分 クーランラ嬢と首輪の罠


”ガチャ”

クーランラ嬢がおれの部屋のドアに内側から鍵をかけた。

俺の、19歳で童貞の心臓が”バク””バック”と大きく弾んだ。


「ミチル殿、わたくし実は」とクーランラ嬢が何か言いたそうだ、顔が赤くなって来てる。

「お尻に、おしりの穴に…」 とクーランラ嬢、

なるほど、あれか、あの病気だな。


「お尻の穴にもしかして、イボのようなデキモノや、大便をした際に出血するとかの症状でしょうか?、であればそれほど珍しくもなく、恥ずかしいことではありません。職人や事務職、馬車を操る商人など、その病になりやすいと聞いたことがあります」


「そ、それれす!!」とクーランラ嬢、あわて過ぎだ、落ち着けクーランラ嬢。

「非常に幅の広い病気で、手術しないと直らないもの、1日何度もこまめに清潔にし、塗り薬を塗るだけで直る物、などがございます。どのような症状でしょうか?」と、俺

技術系の会社にヘルプでバイトした時そこの社員から聞いた知識が役にたった。

 座れないほどに痛いらしい。結局その社員は病院で手術し、さらにそれから常に外傷を消毒できるウエットティシュと軟膏を持ち頻繁に使っていた。当人には結構深刻な病気なのだ。


「ミチル先生、わたくしのお尻の穴の周りに、大きなデキモノが、それが痛くて、イタクて、グス」と泣き出した。

「ああ、大丈夫です、直りますから。」と、俺。

うーんまた凄く面倒な場所の病だな。

「クーランラ嬢、私の治療ですが、手を直接患部に触れなくてはなりません。覚悟はよろしいでしょうか?」と俺、

今回ばかりは見ないとイカンな。見てやらんとイカンよ、ぜひ見てヤロウぞ。

「は、ハイ。覚悟はできております。」と、クーランラ嬢

おめー言ったな。止めるとか言うなよ。後にはひけんぞー。


「では準備しましょう。クーランラ嬢もそのような格好では無理かと、これをお使いください。」俺のつかうはずのバスローブを渡して、浴室を手で示した。

さあ、脱いでもらおうか。男爵嬢殿。

「こ、これに着替えればよろしいのですね。」とクーランラ嬢、顔が青い、

「ええ、下の下着は邪魔になり汚れます。外してください」と俺、手が小刻みに震えていることに気づいた。過度な期待と興奮かもしれない。落ち着けオレ。

「わかりました」クーランラ嬢が浴室にむかって、ドアを閉める音が聞こえた。

”ボックスオープン”スキルを起動し、アイテムボックスからノーマルポーション、大型ポーション、ハイポーション軟膏と、三角巾、桶を取り出した。今回は桶に水を入れることにした。蛇口から水が出た。この街スゲーな、水道あるし。と関心する。

トイレも水洗だった。手で水をくんで流すタイプだけどな。


準備ができたところで、バスローブに着替えたクーランラ嬢が浴室から出てきた。

「準備できました。」とクーランラ嬢、

ムフーおれの鼻息が吹きだし、軽いめまいを起こしそうだ。

「では、こちらにうつ伏せになってください。」と俺、

ベットには、俺の所有している安い毛布を敷き、その上にバスタオルを敷いて汚れても良い準備をしておいた。最悪”クリーニング”スキル使えばいいや。と思った。

「はい、こうですか」とクーランラ嬢、がベットにうつ伏せになった。恥ずかしいのか顔を自分の腕に乗せた。

「ああ、すいません。マクラがあった方が楽ですよね」俺がそう言って。マクラとその上にタオルを敷いた。クーランラ嬢がその上に腕と顔を乗せる。


「ではよろしいですか、お尻を拝見させていただきます」と俺、

ゆっくりとふくらはぎの上にあるバスローブの端を持ち上げた。



俺のスキルをフル活用してどうにか、こうにか治療を終えた。

最後の確認を念入りに確認しておく。

大きな胸がチラリと見えた。ごっつあんです。ごちそうさまです。

「クーランラ嬢、楽にしてください」クーランラ嬢の手を握った。四つん這いの状態から、うつ伏せに寝る状態になると体力を消耗しつくしたのか、動かなくなった。


「クーランラ嬢、終わりました、疲れたでしょう、コレを飲んでください」ポーション瓶の蓋を開けて渡した。

オレ用に、もう一本取りだし、俺も一気にの見込む。”ゴクゴクプハー”うまい!!

 仕事後に飲む、この栄養ドリンクは最高だぜ、なんてったってHPが回復するんだ。


「はあ、おいしいです」とクーランラ嬢、なんか汗だくだな。なんか俺も少し余裕が出てきたのかまた、股間が”ギンギン”の”ガッチガッチ”になっていることに気づいた。

もう立っていられない。クーランラ嬢もオレの股間の富士山に気づくかもしれない。


す、座るんだ。

ベットのあいているスペース、クーランラ嬢の横に座った。

座ればもうこっちのモンだ、”ギンギンのガッチガッチ”であることもカモフラージュされてばれなくなるから安心だ。

俺はこれを”中学生の授業中理論”と名付けている。


「クーランラ嬢、もう着替えても大丈夫です。あちらでどうぞ」と浴室を指さした。

クーランラ嬢が立ち上がると、フラッ、フラッとした。倒れそうだ!

「危ない!!」俺は立ち上がるとクーランラ嬢を支えた。くっ結構重い。

「ちょっとフラついてしまいました」と立ち上がるクーランラ嬢、浴室に消えていった。

着替えを終えたクーランラ嬢が浴室から出てくる。

「つかれたでしょう」部屋を出て1階の食堂までクーランラ嬢を送った。


ローレルマインヤーさんが立ち上がった。

「どうですか?大丈夫ですか?」と聞いてきた。

「一応、今日できることは全てしました。おそらくもう大丈夫とは思います。

が、この病は再発しやすいので、常にそのまわりを清潔にする必要があります。そこだけは注意ください。こちらの軟膏がよく効きますので、ご使用ください」

ハイポーション軟膏をローレルマインヤーさんに手渡した。


「もう大丈夫です。さずがミチル先生です。完全になくなって、もう全く痛くありません。」

と、クーランラ嬢、なぜか元気がない。

「クーランラ嬢、今日のことはお互い忘れましょう、くれぐれも内密に。よろしくお願いします」と、俺。


「お支払いはいかがいたしましょうか?」とローレルマインヤーさん

「クーランラ嬢にはお話しましたが、今回はお宿などでも大変お世話になっているということで、けっこうです、なにも受け取るつもりもありません。明日も”レン”のスカウターの訓練でお世話になりますが、よろしくお願いします。」と俺、頭を下げた。

「とんでもありません、わかりました。お嬢様の治療ありがとうございました」と頭を下げた。

「クーランラ嬢、経過を見る必要までは無いですが、なにか体に異変があったらすぐこの宿に来るか、私を呼んでくださいね」と俺、クーランラ嬢を見つめた。

クーランラ嬢は俺の目をみると。

「本日は本当に申し訳ございません、ありがとうございました。」と言うと、深く頭を下げた。

「では失礼します。」ローレルマインヤーさん、クーランラ嬢が宿を出ていき、馬車が去る音がした。


フーもう夕方だな。なんか色々予定狂ったけど、なんとかなった。

部屋に戻ってかたづけよう。

あいつらどうしてるかな、“トントン”301号室をノックした。”ガサゴソ、ドカドカ”と音がして、少しするとドアがあいた。

「みんな大丈夫?」と、俺。

「うん、大丈夫」とベン、

「なんかしてたの?」と聞く、

「イヤー、女だけだと服着てなくてなあ、少しあせった。なんか用?」

「いや、何してるかなあと思って、この街にはなにかと良い店があって欲しいものあるかなあと思って、こないだお金あげたばかりだけど、一人金貨2枚報酬を出すよ。ユリは銀貨5枚な。」

全員にお金を配った。


明日はともかくとして、少しダンジョン入ったり、森に行って魔獣を狩らないとお金も出て行くばかりで財布が空になる。

「じゃまた後で、夕飯の時な」と言い、隣の俺の部屋に入った。タライを片付け、パンツに”クリーニング”のスキルをかけ、紐があったので吊り、パンツを干した。別にぬらさなくて良かったな。スキルで綺麗にすれば良かった。

ベッドまわりや、ガウン、タオル類も全部クリーニングスキルで綺麗にして、安い毛布も片付けた。

トイレや浴室を見たが、なにも変わりなかった。ようやく元通りだ。


荷物の整理でもしておくか、リュックから物を出し、アイテムボックスに入れる、逆にアイテムボックスから出して、リュックに入れた。

ジュラルミンのケースに入っている”パンドラボックス”と”転送ビーコン”は大切な物だ、普段はアイテムボックスに入れてある。

取り出して中身に変化がないことを確認した。

”トントン”ノックの音だ、

「ミチル、夕ご飯食べるニャンよ、肉食べるニャンね」レンの声が聞こえた

”トントン”

あいつは、肉、肉って本当に好きだなあ。部屋のドアを開ける。

レンが入ってきた。

「ミチル、夕ご飯ニャンよ」と言って、辺りを見渡した。

「ムムム、ミチルそれ何ニャン?」レンがジュラルミンのケースの中身を指さした。

「ああこれか、遺跡で使う道具だ。俺には大切な物なんだ」と俺、

「その丸い首輪みたいニャの、まさかミチル首にはめないニャンよね?」

「いや、最後にはめる予定だな」と俺、

「それさっきから、私のスキルの罠解除で赤く点滅してるニャン、それ解除不可能って出てるニャンよ、それ罠ニャンね、使うとミチル死ぬニャンよ」とレン、すごく驚いている。

「え、まさか、”目利き”」スキルを起動し、ジュラルミンのケースの中を鑑定した。

なっなんだコレ、こんなハズは。

くそーあいつらにだまされた。なんて馬鹿なんだおれは・・・くっそ、怒りで体が震えた。

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目利き結果

①首輪型に偽装されたパイプ爆弾(爆薬の種類コンポジションC-4有毒)、電気式タイマー起爆装置、リチウムイオン電池、起動後解除不可能15秒で起爆

②パンドラボックス(情報記憶装置1000Tバイト)、タングステン合金製セラミックマルチコーティング、SN/00073

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