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遅い朝食

「あぁ~よく寝たぁ~。ルミ、ハツネ、起きて!」


 寝起きの悪い2人を叩き起こすあたし。あたしはおなかがすいているのだ。今すぐ食べないと倒れるくらいに。昨日あれだけ食べたというのに。


「アキちゃん、そんなに急がなくても食べ物は逃げないよ……」

「そーだよアキ、寝かせてよぉ。一人で食べてくればいいじゃん」


 ……困った2人だ。いまこの街にドラゴンでも攻めてきたらどうするつもりなのよ?


 とはいえ、腹が減っては戦はできぬ。あたしは一人で、朝食と呼ぶには遅すぎる食事を摂りに行くことにした。チビ(ドラゴン)も連れて。




 このあたりは鹿がよく出るらしく、鹿肉のなんたらがたくさんある。片っ端から注文するあたし。店主は「食べ切れるんだろうね?」と呆れたように言う。


 結局6品頼んだが、さすがのあたしにも食べ切れなかった。チビを連れて来たのは正解だった。残りはチビの餌にした。少し勿体ない気もした。

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