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はじまり

残酷描写あり、は保険です。

作者はそういうの、ちょっと苦手で……

とりあえず初連載ですが、楽しんでいただければ幸いです。

そこには力が溢れていた

何の意味も持たない力だけが

幾千幾万の世界が生まれようと尽きることのない力が


だからだろう

何かの意志が働きかけた時、そこに世界が生まれる

世界が生まれた時、新たな魂もまた生まれる

そして、自らの意志で世界を生み出すことを望むものも

そこに存在した


二つの魂は、自らの子どもである新たな世界を生み出すため

その力を得るため

さまざまな世界を渡り続けてきた


ーーーー


次で終わりだね


そうだな

次で私達の魂の力は満ちる

新たな世界を生み出すことができる


うん

そしてわたし達の世界こどもが終わる時まで、ずっとずっと見守り続けるの


ああ

そのために、もう一度別の世界に生まれなければならない

次はどんな世界がいい?


そうね

前の世界でわたしが気に入っていたゲーム、覚えている?


ああ、女性向けのシミュレーションゲームだったか?


そう

あれもひとつの世界になっているはずよね


おそらく、そのはずだが


あの世界、おもしろかったの

人が魔法みたいな力を使えて

おそらくゲームの期間は過ぎていると思うけど、あの世界で生きてみたいな


かまわない

その世界をさがそう


ーーーー


あら?

おかしいわね


ああ

すでにゲームの期間は終わっているはずなのに…

それに、妙に澱んでもいる

これは


循環していない?

これでは世界が消滅してしまう

終焉による回帰なら、新たな力に変わる

だけど消滅は、全てを失ってしまう

わたしは…


いくか


いいの?

たしかにわたし達なら、消滅してしまうのをふせげるかもしれない

だけど、失敗したらわたし達がも消えてしまうのよ?

それでも


それでも、君はこの世界を消したくはないのだろう?

それならばできる限りのことはしたいからな


………ありがとう

愛しているわ


私も、愛しているよ


ーーーー


そして、二つの魂はその世界に降り立つ

この世界を守って、新たな世界を生み出すために

世界設定みたいなものですね。

そのうち設定集みたいなものもつくるかも。

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