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【なぎは明璃 詩・短編集 steps】

やり残し青春リソルート

作者: なぎは明璃

さぁ今日は卒業式

義務教育もこれにて終了


なのになぜやるせなくモヤモヤと

ひとり やり残したことを



スッキリしないまま青春の途中

やり残したこと 沢山あるはずなのに

一つも思い出せない


それは 本当に忘れてしまったのか

いやそれとも僕が封じ込めたのか




もし後者だとしたら


それはもしかして君のこと?

諦めたはずだっていうのに

僕はまだこりない奴




だって好きなんだよ


って理由にならない理由で気持ちだけ温めて

打ち明けるどころか話かける勇気すらないんだ



君を見ていればわかる


君に好きな人がいることも

もし僕が言ったとして

困らせるだけにすぎない



やり残したことずっとずっと

胸の内に秘めてって


この先もさ ずっとずっと

僕の中に閉じ込めるの?




だって最後なんだよ


ってことで理由にには少しなったかな

やけな気持ちを前に出して


もう会えなくなってしまう前に




「君のことが好きだった」


ただそれだけが言いたかったんだ


君はやっぱり「ごめんね」って言った


でも「教えてくれてありがとう」と言った



これで良かったんだ きっと



これで良かったんだ



きっと……






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