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はじめてのおつかい 後編

  油が重い。 重い。 重い。

  家まであと三分の一の所まできたけど、油が重い。 あれ、油って水より軽いんじゃなかったっけ。

  不純物入ってるだろ、この油。

  あぁ、あと少しがんばれ俺。

  俺「はぁはぁ・・・・・・」

  やっと着いた。

  ネダー「お疲れ様。パパが呼んでるわよ。」

  ヘパイス「お前は来年6才だろ、武器は何にするんだ。」

  魔法学校では、魔界剣術も習うため、自分の武器を決めなければいけないのだ。

  俺「適当に大剣でいいよ。」

  ・・・まてよ、魔界に刀ってあるのか?

  俺「待って! 刀にしてよ!」

  ヘパイス「刀って何?」

  俺「刀っていうのは、異界の武器で、薄くとても切れ味のいい剣だよ。知らない?」

  ヘパイス「聞いたこともないなぁ。お前は知ってる?ネダー。」

  ネダー「えぇ、昔本で読んだことがあるわ。 異界の、それもごく一部でしか使われていなかった、サムライ達が住む国のサムライの心で極めれば鉄をも断ち切るという曲刀だったと思うけど。」

  ヘパイス「そんな武器を教えられる先生はいるのか?」

  ネダー「まぁ、曲刀の区切りなので片手剣じゃないんですか。」

  ヘパイス「けど両手持ちなんだろ? じゃあ大剣みたいな刀にすればいい。」

  俺「刀は、切れ味は良いけど脆いんだよ! そんなに大きくしたら折れちゃうよ!」

  ヘパイス「物置までついて来い。」

  物置には何があるんだ!?


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