6/27
はじめてのおつかい 中編
少し拍子抜けしてしまった。
えっ何にって? 決まっているじゃないですか、魔界にです。
まず、空が黒くない。 今日に限っては、降り注ぐ太陽の光に青い空、そして白くただよう雲。
絶好の昼寝日和です。
たくさんの木々。 淀んだ空気ではありません、空気が綺麗です。
村人達。 マンガのようなモンスターなんてどこにもいません。 みんな亜人みたいなかんじです。 ネコミミとかいます、ババアのくせになまいきですね。
しかし、魔界には魔法があります。 魔法道具もあります。 ネコミミも尻尾もあります。
店の場所がわかりません。
村人A「あぁ、2つ目のかどを右に曲がるのよ。」
村人が優しいです。 人間界よりも居心地が良いかもしれません。
店に着きました。 お金の仕組みは人間界と同じで、硬貨と紙幣です。
店の人「僕お使い? えらいなぁ、これをあげるよ。」
店の人から飴のようなものをもらった。
さぁこのお使いも折り返し地点を迎えた。 帰り道は、油が少し重いけど、あと半分がんばるぞ!