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カバン

ひさしぶりに 夜のうちに

明日の時間割をそろえた

いつもは朝に

ばたばたしながらやるのだが


机から下ろそうと

カバンを持ち上げた


(おもい……)


そう思ったとたん

涙がこぼれて

カバンの上にうつ伏せて

泣いていた


why?

わけわかんない

なぞ……


カバンが重かった

ただ それだけなのに

ただ それだけのはずなのに


重い重い重い重い

思い思い思い思い

重いは思い 

思いは重い……


そんな重いカバンを提げて

明日は学校に行くのだから

今夜はさっさと寝てしまおう

体力回復に努めませう


ベッドの上で目を閉じると

宇宙がわたしの上に落ちて来て

わたしを包む


わたしは透明になる

心も 体も

明日の朝まで


そして 夢を見る

わたしにしか見えない夢を




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