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街角

早足で街を歩く

雑踏の中は

自分の影がどれなのか

はっきりしない


みんな互いに

知らんぷり

通行人のエキストラだらけ

誰もわたしに気づかない


陽がかくれて

影がスーッと消えると

自分がどこにいるのか

わからなくなる


わたしは どこ?

わたしは どこ?


ショーウィンドウの中に

自分を見つけて安堵する


(いました わたし)

なんて冴えない顔……


透明人間だから

見えてないのだから

どうでもいいか


いいや 

よくない……


体が透明になっても

心が見えている

自分に自分の

心が見えている



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