隣国(5)
※文章が短いこと、心から反省いたします。(執筆--2時間)
俺たちが驚きのあまり固まっていると、それを見たユーリアは何を勘違いしたのか申し訳なさそうに言葉を続ける。
「・・・そうですよね。貴方方は貴重な武具を豊富に持っているようですから、こんなものでは足りないのも承知しております。他に私たちに出せるものといえば・・・・」
彼女は少し考えた後、服のエリを少し触り隠れていた首飾りを外して机上に置いた。その小さい首飾りには繊細で見事な細工がされ、細かい色取り取りの宝石が散りばめられていた。
見た目だけでも相当高価なものだと分かる程だ。
「なっ!?それは・・・・」
「ヘンゼル、良いのです。今私に出せる一番貴重なモノはこれしかないのです。」
二人の様子からペンダントが彼女らにとって、とても大切なものであることが伺える。そんなユーリア達の行動を見ていたユリが慎重に言い出す。
「ねえ、それって貴方たちの表情からしてとても大切なものなのでしょう?そんな大切な物を失ってでも私たちにお願いしたいコトがあるのよね・・・」
そう言いながらルリはコウの方を意味ありげにニヤつきながらずっと見つめる。
「おおっそんな、そんな大切なっ!もしかしたら命よりも大切かもしれないモノを報酬にしてまで我々に依頼をしたいなどとは!こんな懇願を無下にするような者がまさかこの世界にいるとは爺は考えられませんぞ!」
少し芝居がかった大きな口調で、そう言いながら爺さんもルリと同じような表情で俺のことを見つめる。
二人の言いたいことは分かるし、むしろこれで気づかなければ相当な朴念仁だろう。付け加えれば俺はそこまで人で無しでもないのだが。
「いや・・・・誰も断るとは言っていないんだが・・・。二人も賛成なようだし、もちろん引き受けるよ。」
その言葉を聞いた瞬間、対面の二人はとても深く頭を下げた。
「有難うございます。貴方方の恩は決して忘れません。」
「あぁ、私からも深く感謝するぞ!!」
緊張で今にも泣きそうだったユーリアとヘンゼルの顔に一面の喜びと笑顔が広がる。
「それで、その依頼っていうのは何なんだ?」
「はい、実は私たちが目指しているのはこの国の端にある元王国領『オルガ神殿廃墟』でございます。」
神殿廃墟?聞いたことの無い地名であった。そもそもそんな廃墟に何しにいくのだろうか。
「その神殿廃墟は遥か昔からあったといわれております。今ではダンジョンとして存在しており冒険者の方々が時折挑んでいる場所でございます。」
「そんな廃墟に何の用があると言うのかしら?もしかして何かのアイテムでも探しているの?」
「・・・はい、その通りでございます。私たちにはどうしてもそのアイテムが必要なのです。ただ・・・それが何かまではすみませんがお答えできませんが・・・」
ユーリアはきつく唇を噛み締め、目を伏せた。しかし、
「事情があるのは分かった。気にしなくて大丈夫だよ。二人にとって大切なモノなんだろう?友人が困っていれば助けるのは当然だ。」
「ふふ、そうね。私たちにとって貴方達はもう他人ではないものね。もっと頼ってもいいわよ。」
「はっはっは!全くその通りですな。それにしても、久々に大規模なパーティーとなりますな。」
そんな俺達をみながらユーリアは心から一言-----
「有難うごぞいます・・・」
----と小さく口にするのであった。
【次回更新予定10/24 00:05】
読み直してみると【誤字】【矛盾】【表現】が酷い!
只今、小まめに【修正】【加筆】【削除】を行っております。
第1章も半分を過ぎ、このままならなんとか『1章完結』するだろうね。
構想は全5章で、2章、3章の草案はあるが現時点で連載するつもりは無い(;´Д`A
もし「暇つぶし程度に読みたい」と言う地雷を自ら踏みにくる者がいれば・・・
・・・いや、初投稿で1章まで行けば頑張った方じゃない? と著書は強く考えているけど。
要するに自分の書きたい【モノ】を書く!楽しいことが第一!です。m( _ _ )m




