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殺されて井戸に捨てられたチート怨霊がイケない勇者とハーレム美少女達にコワーイお仕置きイッパイしちゃうゾ!  作者: 谷尾銀
外伝・殉教者ウィヌシュカ・バエル

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【14】最後の日記


 頭の中の声に命令された。

 それは闇に墜ちた内なる聖女の声だ。

 私にしか聞こえない。

 しかし、私にはその音が聞こえない。

 誰しもが隙間風のような音が聞こえるという。今日の昼間に首をはねた子供も、その音が聞こえると言い残した。虐殺の限りを尽くした傭兵たちも、その音が聞こえたのだという。

 だが、私には聞こえない。

 なぜ、聞こえないのか。

 夢を見た。

 聖女がまるで汚物を見るような目で、この私を()めつけている。

 なぜ、そんな顔をするのか。

 貴女の望みは何なのか。

 貴女はなぜ、魔王にくだり、闇へと堕ちたのか。

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― 新着の感想 ―
[一言]  もしもバエルがプレラッティの言葉を聞いて、サマラの名誉回復のための戦いをしていたら、二千年後の世界でワンチャンあったのだろうか。  その前にもう悪いことをしているから無いかもしれないが。 …
[良い点] このシリーズが一番好きなので更新されただけで嬉しい。 [気になる点] あばばばばば… そっち側に行きましたか、そうですか… 心の広い聖女様にすら、虫でも見るような目で見られているようですね…
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