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【更新不定期化】AllFreeOnline~才能は凡人な最強プレイヤーが、VRMMOで偽善者を自称します~  作者: 山田 武
偽善者と飛ばされて終焉の島 前篇 六月目

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偽善者とスキル確認 前篇

じっくりゆっくり確認していきましょう



 キンッ カキンキンッ


『それで、新しいスキルはどうなのよ』



 ん? あぁ、ティルのスキルのお蔭で剣術への理解が深まったな。

 今まで以上に、剣が手に馴染んでくるぞ。 ……ま、すぐにLvアップは止まるんだろうがな。



『えぇ、確か……『マスターはもうマスター自身の限界点まで達したみたいだよ。種族のお蔭で身体スキルと特殊スキルはまだまだ成長できるけど、他のスキルは僕達が介入しないと成長は見込めないだろうね』って、言ってたわよ』



 ――グーか。

 いつの間にかスキルリストに耐性の枠が増えて、その他が特殊に変わったり、固有スキル以上のスキルがまた整頓されているんだけど……そっちはどうなんだ?



『そっちはあの娘――アンが張り切ってやっていたわ。『より、ステータスを最適化しました』とのことだけど』



 そういった問題じゃない気がするけど。

 まぁ、能力値の方もアンがやってたものだから、今更感もあるけどさ。

 ……因みに、いつまでやるんだ、これ?



『そうねー……とりあえず、(獣剣術)を完全に理解しなさい』



 マジですか……。

 最初の(剣術)だって、物にするのにかなり時間が掛かったんだぞ。



『えぇ、マジよ。私がやって見せるから、それを視て同じ動きをしてみて。見取り稽古だと思えば、簡単でしょ?』



 絶対違う、絶対違うッ!

 凡人と天才を比べないで頂戴よ!



『それじゃあ、行くわよ……シッ!』



特殊思考内

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 さて、ティルにバレないように生み出したこの特殊思考は、その思考に魔力を籠めながら行うことで存在している。

 ティルの行う思考読みは、表層心理――何も防御をしていない部分――にしか使えないというのが俺の見解だ。

 ……俺にもいつか、眷属達にもバレたくない思考ができるかもしれないし(例:サプライズ)、プライベートチャンネルを作るのも良いと思ったんだよ。



 さて、大半のスキルが才能限界を迎えていたり、いつのまにか{感情}がLv99――しかもCSの状態――になっているのだが……。

 Limitはともかく、まさかCSも出るとはな。

 CSは一時的なものであり、条件を満たすことで再び数値を増やしていく。

 それは即ち、超絶チートの更なる成長を意味する。

 さすが、<大罪>と<美徳>の統合スキルだ。



 俺は今ティルと模擬戦をしているワケなのだが、理由は至って簡単だぞ。

 スキルを試したいという、俺の願いにティルが応えてくれたからだ……それなのに、何故(獣剣術)をレベリングしているんだろうな(ちなみにだが、俺たちは神樹製の木刀を使用して打ち合っている)。



 さて、わざわざ特殊思考を使った理由、それはスキルを再確認する為である。

 詳細の方は、しっかりと記憶してあるから問題無い。

 それじゃあ、まずはこれから――



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

武術:(獣剣術Lv1)


説明:獣人族が扱うことができる特殊剣術

自身に眠る獣の力を織り交ぜ、剣を振るう

Lvが上昇することで、剣術に補正が入る


〔種族Lvが高い程、威力が向上する〕


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 ――現在修業中の(獣剣術)だ。

 一応種族スキルの中に(獣人)を所持している為、入手できたのだと思う。


 初期武技は"開牙"といい、剣に自分の種族特性の力を籠めることができる初歩の武技らしい。

 そこへ、"斬爪(ざんか)""破牙(はが)""隼鹿(しゅんか)""鷲蜀(しゅうとう)"等の派生武技を繋げることで、野性を解放していくとのことだ(ティル談)。

 ま、それは置いておくとして次だ――



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

身体:(霞食Lv1)


説明:大気中の魔素を取り込むことで、生命活動が行える

呼吸で取り込んだ魔素を、あらゆる生命活動に必要なエネルギー源として使用する

満腹度が減少することが無くなる

Lvが上昇することで、エネルギーの運用効率が上昇する


〔Lv1につき1%の効率を持つ

 このスキルを持つ普人族は、仙人に進化する可能性が増加する〕


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 ――お腹は減らなくなったみたいだ。

 魔素を霞代わりにして、生きる仙人……正に異世界版の存在だな。

 隠し欄に記されているが、こっちの仙人は普人しかなることができないみたいだ。

 まぁ、(器用貧乏)な種族に与えられたボーナスみたいなものかな?

 よし、次にいこう――



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

身体:(瞬脚Lv1)


説明:空を、海を、地を踏破する者が持つ

APを消費し、あらゆる所に足を踏み入れることができ、障害物は短距離の転移で踏み越えることが可能

Lvが上昇することで、転移の距離とAPの消費効率が向上する


〔短距離転移は、可能距離内なら視界内でも一度直接見た場所でも自在である

 移動時、AGIに凄まじい補正が入る〕


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 ――あまりに早い移動に、瞬間移動と思われるシーンをよく小説や漫画で見たが……どうやら本当に瞬間移動できるようになったみたいだ。

 後、隠し欄の最後の部分――凄まじいの所だが、後で紹介する(精密解析)によると、約百倍にされるらしい。

 ……また、壁にぶつかれと言いたいのだろうか。

 幸いにも俺には補助――{他力本願}がある為、ちょうど良い速度になっているが……突然スピードが上がったら、そりゃあもうビックリだよな。

 どんどん確認だ――



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

身体:(掌握Lv1)


説明:一定範囲内のもの全てを自在に操れる

また、範囲内ならばどこにでも接触が可能

Lvが上昇することで、使用可能範囲が延びる


〔相手に抵抗の意志がある場合、一定確率で失敗する

 このスキルとは別のスキルを掌握し、スキルの制御を行うことも可能〕


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 ――(登攀)と(掴み)、どちらも握るスキルであったが、ここまで化けるものなのかな?

 昔に持っていた(源素支配)の物質版のようなスキルだが……操れるんだな、範囲内を。

 しかも、どこにでも接触が可能ということは、離れた距離から"奪○掌"が使えたりするのだろうか?

 ……ティルにやってみたが、普通に気付かれて避けられた。


 うちの眷属達は俺のスキル発動に気付ける者が多い為、あんまり実験台には向いてはいない(というか、俺もしない。避けられるのが分かってやっていたしな)。


 ……おっと、ティルが今のでここに気付きそうだな。


 一度戻って誤魔化すか。




(精密解析)は次回お届けの予定です

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