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【更新不定期化】AllFreeOnline~才能は凡人な最強プレイヤーが、VRMMOで偽善者を自称します~  作者: 山田 武
偽善者と飛ばされて終焉の島 前篇 六月目

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偽善者と状況確認 その01

注意:

多分というかおそらく予想はついていると思いますが、まぁ、あの展開です。

しかし、今までとの違いなんて殆どないので、捨てないでください。


これまでのあらすじ

ハーレムがだんだんと増やしていく【メルス】

魔物が忠義に篤すぎて女体化するというトラブルがあったものの、着実に強くなっていた……はずだった

ボス戦を行い、LvがMAXとなった自らの種族を進化しに神殿へ向かうと──謎のプログラムが【メルス】を包み、忽然と姿を消すことになった




 まずは、今の状況の確認だな。

 後ろには、何やら巨大な石碑が置かれている。……定番のセーブポイント的な物だろうか。これがあるから俺は死んでもこの場所に強制移動的な。

 辺りを見回すと、俺の周り半径10mぐらいが綺麗な円状に禿げており、それより先は富士樹海のような森に覆われていた。空はどす黒い色に染まり、晴れることは無いんじゃないかって思うぐらいに重たい雲が掛かっていた。ここから俺が考えたことはただ一つだ。

 ……何か、ラスボスの居そうな場所だな。



 次に、自分についてだ。

 結果は簡単だった。まずUIが出ない、次にステータスが機能しないせず、装備はそのままの状態……これだけ分かれば十分だ。


 最初のUIが出ない。これは俺のプレイヤーとしての何かが失われたということだろう。

 何でそうしたかまでは分からないが、プレイヤーのままなら"ウィスパー"や"メール"を使って連絡もできたしな。

 次のステータスに記されていたことが使えない。これは俺の行動を阻害する為だろう。(空間魔法)があれば転移で脱出ができるし、武術スキルがあれば戦える、そしてなにより、{夢幻}や[個有]スキルがあれば、何でも無双が可能だ。体には特に異変は無いが、恐らく何かされたのだろう。……気を付けなければ。


 ここまで、ただひたすらにデメリットばかりを言っていた訳だが、正直言って全然困ることは無い。なぜなら装備がそのままだから!



作業中

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 はい、それじゃあ早速ドンッ――!



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ステータス

名前:メルス (男) [ノゾム (男) ] 

種族:[不明]Lv1 [人間 Lv40]

職業:なし



[放浪者 Lv45]


二つ名:"模倣者"・"試練の魔王"



HP:902/902

MP:1782/1782

AP:901/901



STR:430<×0+450>〔50〕

VIT:430<×0+1+450>〔50〕

AGI:430<×0+450>〔50〕

DEX:470<×0+450>〔50〕【生産時∞】

INT:430<×0+450>〔50〕

LUC:430<×0>〔50〕

BP:81(使用不可)


(BP割り振り)<ステータス向上補正>

〔偽装値〕【特記事項】



スキルリスト

武術/魔法/身体/技能/その他

:封印LvEX:New

固有/伝説/夢幻

:封印LvEX:<畏怖嫌厭Lv->New


種族スキル New

(因子注入Lv-)(アレンジLv-)(適応Lv-)

(???Lv-)(???Lv-)(???Lv-)(???Lv-)


個有スキル

[眷軍強化 Lv41%]

[神代魔法 Lv2%]

\<合成魔法Lv6><混沌魔法Lv4>


権能スキル

:封印LvEX:


称号

:封印LvEX:


祝福

(レイの守護)(シンクの守護)(生産神の加護)

(基本属性神の加護)(魔法神の加護)


呪い

(運営の呪縛)New


SP:1634(使用不可)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 と、いう訳でステータスを表示してみた訳なんだが……。だいぶ酷いな、これは。

 何故か知らないが補正が×0倍にされてる所為で、本来なら俺のステータスALL1になる所だったじゃん。でも、フェニのお蔭で最悪は免れたな(でも、フェニがだんだんと俺を抜き去っていく感じがして少し寂しい)。

 スキルは[個有]を除いて全滅、俺に残ったのはそれと、謎の封印スキルや伝説スキル。 そして、新たに増えた種族スキルだけだ。



 さて、どうして俺が自分のステータスを見れたのか……その秘密はこれだ――



///////////////////////////////////////////


挑む者(プレイヤー)の指輪 製作者:メルス


神器:指輪 


RANK:X  耐久値∞


ある運命に抗う為に創りだした指輪

過去自分ができたであろうことを行える


装備スキル

(使用者識別)(メニュー)(マップ)(GMコール)

(ステータス)(アイテムボックス)(ブロック)

(スキル習得)(ログ)(フレンド登録)(掲示板)

(メール)(ウィスパー)(称号リスト)(設定)

(ログイン)(ログアウト)(ヘルプ)(チャット)

(パーティー)


//////////////////////////////////////////



 そう、昔貰ったあのシステムコンソールのスキルを指輪に詰め込んだのだ。

 【生産神】を持ってしてもだいぶ時間が掛かったよ全く。

 だが、お蔭で俺はプレイヤーとしての行動が可能となった……って思ってたんだが"ウィスパー"や"メール"を使おうと思ったら、フレンドリストが空っぽになっていた為、それはできなかった。

 地味に嫌なことをしてくれる。……ただでさえ少ない友達が減ったじゃないか(本気)!!



閑話休題(俺は友達が少ない)



 ま、まぁとにかく。装備をそのままにしてあったお蔭で、俺はステータスを視れたという訳だ。

 他にもたくさんの指輪を着けてるから色んなことができる。まずはこれ――



///////////////////////////////////////////


時空の指輪 製作者:メルス


神器:指輪 


RANK:X  耐久値∞


ある運命に抗う為に創りだした指輪

過去に自分が開いた時空間を開くことが可能


装備スキル

(使用者識別)(収納空間)(空間転移)(時空庫)

(時空転移)


///////////////////////////////////////////



 うん、普通に帰れるね。全然問題ないや。

 ちなみにここは"終焉の島"というらしい。

 (マップ)を使って確かめてみたら、そう表示されていたので間違いは無いだろう。


 ここまで来るとだいぶ安心したぞ。

 だけど一つだけ気になることがあるんだ。

 それを確かめる為、俺は地面に這い蹲る。



(……今までより土の匂いや感触を強く感じるし、それに……今まで以上に体がしっくりきている?)



 そう、まるで俺自身がここにいるかのように感じられるこの状況。

 よく軽い小説(ライトノベル)を読んでいたから良く分かる展開。この状況……つまり俺は――



(――AFOの世界に来ちゃった?!)



 ……どうやら俺は、異世界にログインをしたようだ。




べ、別に、ログアウト不可と、作者に書く予定は無いんだかねっ!

……すいません、ふざけました。

現在の主人公は、別にログアウト不可能な状態にありますが、

長い時を経て、ログアウトが可能になりますので、ご安心を。


良い点の感想が送られると、やる気が漲ります。

送ってくれた方に、感謝を。


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― 新着の感想 ―
[良い点] この話まではVR物として楽しんで読めました。 [気になる点] 急にこう話が変わっちゃうと…純粋なVRMMOを読もうと思ってた自分的にはちょっと…という感じなので、読むのはやめときます。 […
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